April 28, 2009

田起し

今日、田んぼの田起しをしました。
昨年秋一度手で耕しておいたので、一年開いた田んぼではありますが、まあ順調に起こせたものだと思います。と言っても今回は手で起こしたのではなく、耕耘機を使いましたが・・・。
以下に要領良く耕すかはライン取りにかかっています。
これも経験。何事も。



(耕す順路、これを現場で口頭で説明されましたが・・・さっぱり?
やってみてやっと理解しました、たぶんこういうこと・・・だと思う)


(畔シート張りはこれの後やるのだそうな・・・)


(田んぼ脇のワサビ田? 満開です)


April 27, 2009

リンゴとケヤキ

今朝、蒔きが届きました。
昨日、地区の人足(林道整備など/及ばずながら今年度担当役員をおおせつかってます)の後、地域の総会の後の慰労会の場で今後大量の蒔きが必要になってくるという旨の話を区長さんにしたところ、待ってました(?)といわんばかりに工面してやると言われ、、、翌日、つまり今日の朝。
トラックを家の前に着けた区長さん。満載の薪。
行動が早い。早すぎ・・・。
聞けば、仕事のお得意さんで不要になった薪が大量にあり、処分に困っていたところに、私が話を持ちかけたため、あれよあれよと事が進み・・・。
豊科と言う地域のリンゴの木だそうです。からからに枯れていて、マッチ一本で簡単に火がつきそう。
助かります。労せずに大量の薪を頂きました。区長さんありがとうございます。おまけにもう一杯位頂けるそうで。感謝。


(トラックから下ろした薪)


(積み上げて保管、これだけの量を作る労力たるや・・・)


昼頃、今度は棟梁が、軽トラで重そうな木材を運んできました。
立派な角材です。それもケヤキ。聞けば、いらないのでもらってくれと言うこと。断る理由はありません。二つ返事でありがたく頂戴。
それにしても立派なケヤキ材。一番太い材で8寸ほどあるでしょうか。
二人がかりでも持ち上げるのがやっと。
使い道は決まってませんが有効に使わせ頂きます、棟梁。
こちらも感謝感激。ありがとう棟梁!


(堂々たる角材、早く鉋かけてみたい)


(こちらは庭の桜、8分咲き)


April 24, 2009

畑も本格始動

今日、いよいよ、ソノマノの畑でもジャガイモの種芋を蒔きました。
昨年同様、アンデス(赤いジャガイモ)を昨年の大豆の後に蒔いたのですが、それがもう大変でした。
今年はもう耕さないでいるつもりだったのですが、種芋を蒔く穴を掘ってみると・・・。信じられないことに太い草の根が辺り一面はびこっていることが分かり・・・。なぜ??? 昨年は大豆もちゃんと採れたのに???
思い出しました。ここは昨年きちんと耕しておらず、はえている草をすべて刈り、はびこる草の根を切るために縦横無尽にクワを入れただけでした。
なんという手抜き。30年間ほったらかしの畑をなめきっていました。
そんなクワなどモノともせず、その根は多いに生き残っていました。

そんなわけで、突如の重労働。
2時間半タップリいい汗かきました。

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(耕し終わったジャガイモ畑)(憎っき根の数々、これで壊滅か)

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(これが野沢菜の春の姿、菜の花そっくり おいしくいただけます)

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(ライ麦はひざ丈を越えました) (タラの芽が食べ頃に)


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April 22, 2009

いよいよ田んぼが

本日、久しぶりの田んぼの作業。
ソノマノの田んぼは、谷を挟んで向かいの山の上の方の部落にあります。
標高は900mちょっと。
昨年秋に一年放棄してあった田を耕して、たい肥をすき込んでおきました。
一冬を過ぎ久しぶりの田んぼは秋のそのままのようにみえます。
ただ違うのは陽射しと草々の新緑が活き活きとしているところ。

今日は畔などの整備です。
まずは水路の整備から。
ソノマノの田は棚田の最上段。
よって水は山からしみ出る水がそのまま入ります。
山の水は冷たいのでそのままでは稲の生育に影響が出かねません。
そこで、しみ出てきた水をいったん周りの水路に回し、温めた後田に入るようにします。
山側にあるその水路を綺麗に掃除します。


(掃除前の水路)(掃除後、水路の真中あたりに分水嶺があります)


次は谷側の畔を整え畔シートなるものを張り込みます。
これはビニール製のものであまり使いたくはないのですが、借りている田なので慣例にならい今年は甘んじて使うことにしました。
なれたらこんなもの絶対に使わないつもりです。昔はこんなもの使っている田んぼはありませんでしたから。


(畔シートを張った畔、水漏れ防止が主な役目)


ところが終わった後にひと工程抜けたことが発覚。
畔シートを張る前に、畔の壁面を、杵のような槌で良く叩き、ネズミの穴などを良く潰しておかなければなりませんでした。
結局今日は時間切れ。
次回の作業ときやり直すことに。高地の棚田では水が漏れると水温が下がり生育に影響が出るそうです。
次回は来週。
今回もお世話になった(さ)さん。来週もよろしくお願いしま〜す。


(田んぼに行く途中川にかかる鯉のぼり、今桜も見ごろです)
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April 17, 2009

きものディスプレイ

早朝6℃。雨。

今週、東京の某(i )デパート呉服売場で、このところ準備していた「行灯」などを使った売場の構成の仕事をしてきました。
ソノマノとしてディスプレイの仕事を行う。ポリシーは変わりません。本物の素材を使い、長く使える物を選び制作します。
行灯には北信州の伝統工芸「内山紙」を使い、側板は無垢の杉板、墨で塗装してあります。
ライトには蛍光灯を使い省電力を心がけました。
また、着物を展示する衣桁などの什器は、新ブランドのイメージに合わせ、抜本的に設計し直し、全く新しい構造にしました。素材は木(タモ)の無垢材を使い仕上げは蜜蝋ワックス。現代的で伝統的かつ新しい着物の展示のあり方を示すことが出来たと思います。


(分かりにくいのですが床や壁にあるのが照明 新しい衣桁は簡単にばらせます)


この仕事で使うため山から採って行った花です。
http://www.ne.jp/asahi/osaka/100ju/kibusi.htm
名前は分りませんが、清楚でスッとしたところが気に入っています。


(小さな花ですがつまみ簪のような)


「キブシ(木五倍子)」という名のようです。(09/5/31)