March 30, 2010

フォレストラッシュって?


このところの冷え込みは真冬並でありました。
今朝は氷点下7度。この春最低気温?
雪も10センチほど積もりました。

ソノマノの友人のいる岩手県宮古市山間部では28日に何と氷点下20度越えだってぇ。
おおよそ気温的なは鬼無里と大差ないところと思っていましたが、その日は鬼無里ではせいぜい氷点下2度程度でした。どういうことだろう、この時期に。臼杵農園大丈夫かー。

以前ランドラッシュについて書いたことがありましたが、今度はフォレストラッシュだって。
何だか非情で異常な土地漁りが、かつてのバブル期の都市部のように、田舎で密かに行われているよう。
この様な話しは以前から風の噂のように聞いていたが、どうやら本当のことらしい。
鬼無里でもひょっとして密かにこの様なことが進行していたら・・・と思うと非情に切ない。
まだ、この地域でこんなになったと言う話は聞いたことはないけど心の片隅で危惧しておりました。
何事もなければいいけれど・・・。ま、とにかく元気な鬼無里であればそんな心配も無用でしょう。


(朝の北アルプス 再び真っ白に 輝いていました)


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March 27, 2010

薪ストーブ導入計画


ちょっと前の暖かさはどこへ。
このところ毎朝うっすらと雪景色。

今年どうしてもやりたいことの一つとして「薪ストーブ」の導入があります。
何と言っても暖かい!これです。本当に暖かいんです。
ここ鬼無里でもこの冬何台もの薪ストーブに出会いましたが、どれもこれもあたたかーい。
ファンヒーターのモワッとした暖かさではなく、ーーーーーっんとあたたかいんです。(言葉で説明のしようがありません)
でも、どうしても気になることが、あります。
ソノマノの舎はいわゆる古民家のたぐいです。で、世の薪ストーブの多くがオシャレ過ぎるのです。そして高い(値段)。
どうもソノマノの舎にに合いません。
もっと単純で機能的なデザインであればもうすこしここでも似合うと思うのだけどそんな薪ストーブなかなかありません。
そんな中で見つけた信州中川村の薪ストーブは、かなりいい感じなんですが、どうも値段が張ります。


(ヨツールの薪ストーブ あたたかいんです)


ならば、つくるか!!!・・・・・できるか????

大切なのは2次燃焼と言う理論。これが実現出来ないと真の暖かさは得られません。このシステムをどう設計するか。
今画策中。ほんとできるかなー。どうなることか。


(2次燃焼しているところ)


木は一杯あるし、何と言っても経済的で、理論上ニ酸化炭素も出しません。理想的です。

March 21, 2010

盛りだくさんの天気でした


今日は春分の日。春分の日といえば暦の上でも、歳時記でも、気象上でも一つの区切りの日です。
昼夜の長さが一緒になる日。これから日のでている時間の方が長くなるのだと思うとナンとも嬉しいもの。
彼岸の中日で、お墓参りの日。そして、「暑さ寒さも彼岸まで」の日。ですが、これは鬼無里の場合しっくりしません。墓はまだ雪に閉ざされている年もあることから、例年遅れて行ないます。「暑さ寒さ・・」もずいぶん春めいたと言えども、ストーブや炬燵を片づけられなければ真に寒くなくなったとは言い難いか。
とはいえ、一年の区切りの日の一つには変わりありません。
そんな日にふさわしいのか・・・変な天気でした。

明け方3時過ぎ、地鳴りのような音で目を覚ましました。ドコゾで雪崩???目ぼけた頭で考えていると、それは春雷でした。まもなく雨が激しく降ってきました。
そこでふと車の窓が明けっぱなしだったのを思い出しました。昨日あまりに暖かく窓全開で乗ってそのままでした。慌てて起きてどしゃ降りの中窓を閉め一段落。
夜が明けるちょっと前あたりから雨や雷も収まってくると今度は風が。それも結構強く吹いています。
鬼無里は一年を通じて風の弱いところですが、春はチョイと風が吹くことがあります。昔は春の風で土蔵の屋根が吹き飛んだと言うこともたまにあったそうです。
外がだいぶ明るくなってこれもしだいしだいに収まってくると、外は穏やかな曇り。
ところが予報では午後から雪の予報。気温は暖かいのですが、これからどんどん下がるらしい。
と、気がつくと今度は晴れ間が。
もつかの間、午後近くなると雨が降りだし、雪に変わり・・・。

雷→風→雨→曇り→晴→雪 おまけに黄砂。

季節の変わり目にふさわしい(?)、目まぐるしく変わる忙しい天気でした。

 



March 20, 2010

卒園式

よく晴れて暖かな一日でした。気温も15度まで上がり、丸太下ろしをしましたが、半袖でも良いくらい。雪の反射もあり、日焼け必至。

今日は鬼無里保育園の卒園式。
ソノマノっ子も卒園です。
鬼無里の保育園に通って2年。
晴れの日も、雨の日も、雪の日も親子で毎日通いました。
そんな保育園ともいよいよお別れです。

鬼無里に来る前、東京目黒の保育園に通っていました。
晴れの日はもちろん、雨の日も、風の日も、雪の日も(チョットだけ)、徒歩や自転車やキックボード、まれにバスに乗って通いました。
上の子がそこの園を卒園の時はその苦労が報われた一瞬でした。

下の子の鬼無里での卒園ですが、一年目こそよく歩いて通ったこともありましたが、二年目は歩いての登園がメッキリ少なくなっていました。自転車は坂道が多すぎてあまり意味がないため徒歩になるのですがどうしても時間がかかるためつい自動車に頼ってしまっていました。
いま、この時を迎え、かつてのその時のことを思い出し、昨日は早春の鬼無里を歩いて登園しました。
気持ちの良いものです。朝、歩くということは。普段、車では通らない道を通ったり、身近な自然がさらグッとに身近に感じられます。そして、この時期は小さな春の訪れをひしひしと感じます。
もうチョット無理をしても、歩いて通うということを大切にしたかったとちょっぴり反省しました。



March 18, 2010

石窯進展?!


早朝氷点下2度。
あれからグッと暖かくなったと思ったら、このところまたまた寒くなりました。
と言っても真冬に比べればずいぶん暖かいはずですが、何だかグッと寒く感じます。何でだろう?

かつての炭焼き職人の一人と会うことが出来ました。
パン用の石窯製作にあたって現炭焼き職人にいろいろ教わってはいたのですが、この方は以前使っていた石窯を譲ってくれるというのです。譲ってくれるといってもその場所でパンを焼くと言うのではなく、石窯で使っていた石を譲ってくれるということ。
なぜこうするのかというと・・・
石窯で使う石は砂石。これでなければ熱で割れてしまいます。しかし、砂石にも善し悪しがあり、芯に堅い石が入っている砂石もあるそうで、そのような石を火にかけると割てしまうこともあるようなのです。
これを外から見分けるのは不可能。なので、一度火にさらされて大丈夫だという実績のある石を使うのが一番。とは現炭焼き職人からもいわれてました。
つまり、使われなくなった石窯の石を再利用するのがもっとも確実と言うこと。
ところが、誰に聞いてもどこに使われなくなったそれがあるのか分らなかったのです。はるか以前に使われななった炭焼き用の石窯。そのほとんどは山の中。すっかり諦めていました。
でものんびりやってるとこんな話しも出てくるもので、何事も焦らないにこしたことなし。

早速現場を見に行きました。まだ雪が膝丈位まで残る道。ところどころでプチクレバスに足を取られます。
この先にあると言われ?



ここだといわれました???



雪でサッパリ分りません。
が、よーく見ると、窯のまわりに植えたという杉の木が小さな小山を丸く取り囲んでいるのが分ります。
どうやらこの小山が炭焼き窯の跡のようです。
今は雪でとても掘りだせる状態ではありませんが、車もすぐ近くまで入れ、非常に条件の良いところ。これは助かります。感謝。
雪が融ければ忙しくなりそうです。


(近くには鉄道の跡も・・・?
いえいえ国鉄払い下げの貨車をここへ据えたもの)



(日当たりのいい場所ではタンポポのように沢山咲いている福寿草
ソノマノの近くでもやっと咲きだしました)