April 26, 2010

ジャガイモ蒔いた


ジャガイモの種芋を蒔きました。
種類は毎度のアンデス。
皮の紅いそれです。
種芋は昨年とれたものをむろにズーと入れておいたのですが、フタを開けてびっくり、芽がかなり伸びていてモヤシが絡まりあっているようです。
どうかなぁと思いつつも一応使ってみました。ま、大丈夫でしょう。
このところの低温でもう少し気温が安定してから・・・と思っていたのだけどこの状態ではもう待てません。

この低温で全国的に野菜の価格がかなり上がっていると報道されています。
鬼無里で今のような生活をしているかぎり、青物の価格などは報道などで聞かないかぎり分りません。

鬼無里も含め田舎では代々野菜類の調達は年間を通じてよく考えられています。
畑のオンシーズンは次から次へと野菜類は出回ります。
秋になって大根などの収穫が終わると雪の積もる冬ですが、秋に取れた大根や葉類の干葉を大量に貯蔵し食します。
春先は、雪が融け始め、貯蔵も少なくなり(少々飽きてもきます)青物の恋しい季節になってきて、地面が露出するようになるとふきったま(蕗の薹)の香りで本当の春を感じます。
それもつかの間、いつの間にか青々した菜の花が出てくるのです。
野草・山菜もこの頃からとれ始め葉物にはこと欠かなくなります。
そして春を満喫しながら、ジャガイモの種芋蒔きと田んぼの準備と農作業に精をだします。

よって、農家でなくともどこかしらから野菜は巡ってきて鬼無里で採れないレンコン、ゴボウなどの一部の根菜類以外は買ったことがありません。


(ナバナとかオリナとか呼び名いろいろ そしてうまい)


この低温での野菜の高騰。成長の遅れている葉物が出そろえば価格は落ち着くと思いますが、旬のものをその時だけ食べるようにすれば、多少の低温などでも対して影響は無いはずです。
もちろん霜が降りるような低温だったり、日照り、集中豪雨などは大きな影響が出ますが。

無理をして旬より早く作ろうとか、一年を通して作ろうとか、そのような異常な昨付けが当たり前の世の中だからこそ、多少の低温でこのような高騰を招くということにつながるのではないでしょうか。

鬼無里において低温の被害はいまだ聞いたことがありません。
旬のものは旬で食べる。それが基本。

ことしのつくしは低温のせいか細くて大きくなりません。なので、いまだ味わっていません。これがソノマノ生活で一番大きな低温被害かな。

April 25, 2010

「門前マルシェ」に出店しました(2)


門前マルシェ、今日は2日目。
今回はソノマノではなく「まめってぇ鬼無里」での出店です。
鬼無里の元気「まめってぇ鬼無里」では、この時期の農産物(といってもとれるものは※菜の花くらいです)や山菜野草と米、餅、味噌などです。

※このあたりでいう菜の花とは、野沢菜の花芽のこと。本来同じ種の植物なのでしょう。花も種も同じようです。もちろん味も。

今日はポカポカいい天気。風もなく穏やかです。
実は昨日、非常に寒かったのです。昨日の会場は半屋内。なので風はしのげましたが、それでも・・・。
昨日の教訓から、しっかり防寒対策をしてきたのに、うれしい誤算でした。
おかげで人手も多く、大変多くのお客様と接するいい機会となりました。



味噌の人気は高く完売。
棚田はぜかけ米(玄米)もよく売れました。
菜の花も人気で、鬼無里では当たり前のようにそこら中に生えているノカンゾウ(ヤブカンゾウ)などもよく売れました。

買っていただいたお客様本当にありがとうございます。
これからも、まめってぇ鬼無里をよろしくお願いいたします。

安心安全健全な「食」についてのイベント。
非常に意義のある考えさせられるものとなりました。
講演(トークセッション)や映画も有意義で趣旨によく合うすばらしいものでした。
これを機会にもっともっと長野で「食」ということを大事にする方々が増えることを願いつつ、
また次回の「ぼくらのごはん」を楽しみにしております。


April 24, 2010

「門前マルシェ」に出店しました(1)


「ぼくたちのごはん 門前マルシェ」にいってきました。

朝、毎度のことながら(!)慌ただしく準備を終えいざ出発。
途中、鬼無里街道を走っていると染井吉野が満開の並木を通過。
久しぶりに満開の染井吉野を観ました。
鬼無里には桜はあっても染井吉野はあまりありません。ましてや並木などないので、鬼無里に移り住んで初めて観た桜並木の迫力に新鮮な驚きを感じました。
会場の善光寺の近くでは桜はすでに散り始めていました。


(ここがメイン会場 ソノマノはこの中に出店)


この催しのために、ほぼ二日間パンを作り通しだった(とこ)は疲れたそぶりも見せず、すこぶるいいテンションと保っています。
ソノマノの看板娘も張りきっています。



10時開店から16時閉店まででほぼ完売となりました!
多くのお客様にソノマノのパンを味わっていただける機会になって嬉しく思います。
そして、買っていただいたお客様、本当にありがとうございました。

この会場で多くの方々と知り合える機会となりそういう意味でも非常に有意義なイベントでした。
この催しを企画していただいた「てまひま」の皆さん大変ご苦労だったと思います。本当に感謝いたします。

で、また明日、こんどは「まめってぇ鬼無里」で出店です。
またまたよろしくお願いいたします。

しかし寒い一日でした。
屋内とはいえ完全にオープンな会場。このところのうすら寒さが身に応えました。
朝も寒かったのですが、、、山を下りるのだし、、、天気も良さそうなので、、、大変薄着で行ってしまい。。。
あすはしっかり着込んでいこう。
風もあって東京の真冬並でした。

April 21, 2010

「門前マルシェ」に出店します


4月24日(土曜日)。長野市善光寺大門近くで行われる
『ぼくらのごはん』ー知らないという畑を耕そうー
というイベントの一貫である「門前マルシェ」に出店します。
これはどういうイベントかというと、

【HP(主催者ブログからの抜粋)】
今よりも豊かとはいえなかった時代に生まれたぼくら
ぼくらの父さん母さんたちが一生懸命 働いて切り開いてくれた
だからぼくらは今 そのおかげでこうして豊かな時代を過ごすこ
とができている
モノがあふれ 食べものも何ひとつ不自由ない時代
でも『本当にこのままでいいの?』って思うときありませんか
確かに いきなりすべてを否定することはできない
ちょっと考える時間ときっかけをください
ぼくらの身体は毎日口にする食べ物から成り立っています
『人に良い事』と書いて『食事』
4月24日(土)・25日(日)
長野のみなさん ちょっと立ち止まっていっしょに体感してみませんか
未来の子供たちに
ぼくらはどんな『ごはん』をつないでいくべきでしょうか
今回はその答えをみなさんといっしょに探してみます
当日はあなたの五感も一緒に・・・会場でお持ちしてます

とソノマノポリシーと合致しています。
この様なイベントであればぜひ出店しないてはない。ひょんなことからそれが実現しました。(まだこれからですが)



そのような意識を持った方々とのふれあいができる、有意義なイベントになるだろうと、いまから大変楽しみです。

ソノマノは24日のみの出店ですが、25日は「まめってぇ鬼無里」として出店します。
「まめってぇ鬼無里」って?
すっかり機会を逃していました。
発表します。鬼無里を元気にするNPOに(まさ)と(とこ)は参画することになったのです。
今年1月から構想が練られ4月から発足しました。
詳しくはHPをどうぞ。(とはいってもまだまだ完成していませんが)

「ぼくらのごはん」のブログ/ソノマノ掲載ページ

まめってぇ鬼無里

トークセッションと映画の上映もありそちらも観たい聞きたい!
会場は古い大きな蔵を改装しているところ。こちらも興味あり!

April 18, 2010

ことしの田んぼは


久々に田んぼへ行きました。
ソノマノのまわりの田んぼでもそろそろ代かきが始まっているところもあります。



田んぼは去年のまま何にも変わってません。雪解けの冷たい水が入っています。これは草を生やさないため有効だと思います。今日は谷側の畔を直しました。
しっかりネズミの穴などベトで塞ぎ、水漏れのないように慎重に。
今年も畔シートは使いました。あるものですから、とりあえず。
何といってもことしの田んぼは英断します。
耕しません。田植えの時も去年の稲刈りのままのところに植えます。
そのための労働エネルギーを使わなければどうなるか。なんとも楽しみです。
でも・・・不安です。