January 02, 2014

米コロラド州で嗜好用マリフアナ販売開始!

いよいよアメリカで「嗜好品としての大麻」が販売となった。
これは大きな一歩になるのではないでしょうか!
なにも、ソノマノとしてソレ自体を待っていた訳ではありません。念のため。

鬼無里はかつて麻の生産地で畳糸を製造することで冬でも出稼ぎに出ることなく生活してきた山間の村でした。
現代社会におい大麻の有用性が注目される中、日本自体大麻の持つ「嗜好的な成分」ゆえ栽培がままならない状態がずっと続いている。
村内外の有志で県に申し入れても、県は聞く耳すら持っていない様子。
戦前までは当たり前に日本各地で作られていた大麻ですが、規制がされたのは戦後。アメリカの意向によってである。
建前は「嗜好的成分」がある故ですが、本音は石油利権のためといわれています。
大麻は栽培出来る石油でありプラスティックの用な造形材でもあり、それゆえ今に至るまで規制され続けてきたのですが、その建前が本家で崩れはじめて来たということになります。
今やその嗜好成分までも医療大麻として有用性が認められてきた現代において、大麻の生産は環境面のみならずきわめて重大な意味があると思います。
麻の生産を目指すNPO法人を立ち上げて、かつての鬼無里の立派な大麻の生産を目指していますが、今年こそ、進展のあらんことを望みます。

<記事>
米コロラド州で嗜好用マリフアナ販売開始、同国初
AFP=時事 1月2日(木)8時22分配信

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February 18, 2013

麻績、麻より、糸あわせ


鬼無里小学校で毎年恒例、「麻の学習」があり、お手伝いさせていただきました。

麻はかつて鬼無里における重要な産物。ただ収穫するだけでなく、加工し「畳糸」として製品にして出荷していた全国でも希有な地域でした。
加工は主に冬の仕事で、これがあるために出稼ぎに出る者はなかったとのことです。

(鬼無里にたった2つ残るかつての畳糸の製品についたラベル)
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August 15, 2009

「大いなる信州麻展」

本日早朝16℃。ちょっと肌寒くなってきました。
昨日は清々しく気持ち良い晴れでした。

一昨日、昨日と長野市博物館にて開催される「大いなる信州麻展」の設営のお手伝いをしてきました。

この催しは、麻に関わる(特に信州の)ものを、過去から現在未来にわたって網羅していこうというもの。凧から自動車まで展示してあります。
詳しくは、

【信州麻ゾーン】
信州麻の文化と歴史、鬼無里の畳縫い糸、開田の高機、美麻の精麻

【柔道畳ゾーン】
復元した東京オリンピックの柔道畳・嘉納治五郎師範の畳など

【昔の麻ゾーン】
魚網、麻スサ、漆喰、土壁、茅葺屋根、弓弦、麻炭、麻織物など

【新しい麻ゾーン】
エコロジー、オーガニックな麻製品、麻のある暮らしとインテリアなど

に分かれ(実際は渾然一体?)、見る人を麻の迷宮の世界に引き込みます。。。

低予算でほとんどボランティアで作り上げた展覧会ですが、興味のある方もない方もぜひご高覧ください。

会期は
8月16日(日)〜10月25日(日)
場所は
長野市博物館 特別展示室 9時〜16時半


(鬼無里から糸より機と糸合わせ機が出展)


 
(入り口の静岡の凧、奥には最新型(?)ベンツ
麻との関係はいかに)


ちなみに明日16日(日)は
柔道畳を復元した畳み職人上田昇氏と、善光寺の七味唐辛子で有名な「八幡屋磯五郎」さんなどの講演会が。
9月20日(日)には
「木曽の麻衣」、「麻織物・麻糸に触れよう」講演・ワークショップが予定されています。

【長野市博物館】
http://www.city.nagano.nagano.jp/museum/
【大いなる信州麻展】PDF
http://www.city.nagano.nagano.jp/museum/main/asaten.pdf
【信濃毎日新聞 8月16日】
http://www.shinmai.co.jp/news/20090816/KT090815SJI090002000022.htm
【展示の様子】
http://www.hemp-revo.net/report/0908.htm


タイトルや説明を見ずに何の展覧会か分かる人は、かなりのツウでしょう。

May 28, 2009

おばすて山

鬼無里から車で1時間半くらいのところにある、姨捨山(おばすて山)ヘ行きました。
観光に行った訳ではないのですが・・・。

こちらに在住の機織り職人の[まつ]さんに、以前、戸隠から機織り機の様な機械(道具)を持ってきたのだけど実は麻の「撚り機」と「合わせ機」だった。との話を聞き、不要だというので取りに伺うと約束をしていたのです。
それが今日で、昼頃姨捨に着きました。
「姨捨」なんと印象的な名前でしょうか。鬼無里より強烈? 映画「楢山節考」の舞台になった地だそうな。

 
(まずはここ長楽寺で待ち合わせ)


普段間近の山々に囲まれた鬼無里にいて、この開けた風景はいったい! 田毎(たご)の月とは? 
予備知識の全く無い状態でここに来てあまりの名所ぶりに思わず観光気分に。


(真ん中の山の間から月がでるらしい 専用の?茶室もある
それにしても絶景)


この長楽寺、屋根が珍しく板葺き。ソノマノの舎もかつては板葺き。鬼無里でも板葺きのまま残っている家は皆無。これまた思わず見入ってしまいました。

[まつ]さんに会い早速その機械を見せていただきました。程度も然程悪くなく使えそうです。車に積み込むと、ちょうど今バーベキューをやっているそうで、一緒に誘われて、、、、すっかり御馳走になりました。
絶景を見ながらのバーベキュー。それも平日。天上の世界にいるようです。下界では皆せわしく働いてるんだろうな〜。なんて思いながら。


([まつ]さんの工房 これまたいい雰囲気
窓からはもちろん絶景)


こんな天上の地にいながら実はすぐ上に線路があり、駅があるそうな。篠ノ井線「姨捨駅」。案内してもらいました。


(踏み切りも無いところ平気で・・・みなそうしてるらしい)


(もちろん駅からも絶景 棚田がきれい)


(よってベンチも後ろ向き)


(かわいい駅舎 無人駅
この駅は今では珍しいスイッチバック、
つまり、この駅につくと必ず反対方向に出発します)


ここには棚田が沢山あります。何でも、「全国棚田百選」に選ばれているらしい。見事な昔ながらの棚田です。鬼無里にももちろんありますが、耕地整理されていたり、止めて荒れていたり・・・。きれいに復活させたいな。

再び線路を渡ろうとした時、小さく「チン・・チン・・」と線路がなっています。と、まもなく列車が目の前を。。




「絶景の山中」「線路」「現代日本」がどうにも頭の中で結びつかず・・・
桃源郷のような世界に彷徨い込んだ一日でした。

それにしても、美味しいバーベキューごちそうさまでした。

鬼無里にも実は鉄道が通っていたかもしれませんでした。
「善白鉄道」。長野(善光寺)と白馬をつなぐ鉄道。
戦争で無くなりましたが、長野から途中まで開通していたそうです。よくみると車の車窓からでもその時のトンネルなど見ることが出来ます。これが出来ていたら鬼無里はどうなっていたかな。


姨捨の民話、興味のある方はどうぞ。 [more...]

February 01, 2009

ひさびさの

今朝は昨日までの雨も止み、それが少し雪に変わっていたようで、ひさびさの一面銀世界。
でも、積もったのは1センチほど。
気温は0℃。
記録的な暖冬(?)はまだつづく。

大麻の寒ざらしは今朝はやはり難しそう。
寒い早朝で朝日が出なくてはなりません。

今日、仕事で南国東京へ行ってきます。
(まさ)

(うっすらと)