April 17, 2009

きものディスプレイ

早朝6℃。雨。

今週、東京の某(i )デパート呉服売場で、このところ準備していた「行灯」などを使った売場の構成の仕事をしてきました。
ソノマノとしてディスプレイの仕事を行う。ポリシーは変わりません。本物の素材を使い、長く使える物を選び制作します。
行灯には北信州の伝統工芸「内山紙」を使い、側板は無垢の杉板、墨で塗装してあります。
ライトには蛍光灯を使い省電力を心がけました。
また、着物を展示する衣桁などの什器は、新ブランドのイメージに合わせ、抜本的に設計し直し、全く新しい構造にしました。素材は木(タモ)の無垢材を使い仕上げは蜜蝋ワックス。現代的で伝統的かつ新しい着物の展示のあり方を示すことが出来たと思います。


(分かりにくいのですが床や壁にあるのが照明 新しい衣桁は簡単にばらせます)


この仕事で使うため山から採って行った花です。
http://www.ne.jp/asahi/osaka/100ju/kibusi.htm
名前は分りませんが、清楚でスッとしたところが気に入っています。


(小さな花ですがつまみ簪のような)


「キブシ(木五倍子)」という名のようです。(09/5/31)

Posted by sonomano at 05:47:29 | from category: | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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