August 28, 2008

やきすぎました

早朝20℃。昨日曇り時々晴。

パン小屋、外壁の下見張り用の杉板を焼きました。
朝から、棟梁の作業場脇のドラム缶に火を入れ、あぶりにあぶって60枚。
だいぶ涼しくなってきたとはいえまだ8月。たき火が心地よい季節ではありません。
ましてはドラム缶から炎が立ち上るほどの火力が必要。熱射病ギリギリの作業を3時までやりました。
最初は要領を得ず、ムラになったり時間がかかったりしましたが、火力調節などがうまく出来ると実に早く、ムラななくキレイに出来るようになり、予想以上にはかどりました。
焼いた後はタワシで水洗い。乾かすとこんな感じになります。


(全部ではありません)


(モクモクと 後に立掛けてある板があーなります)



今、ミョウガが最盛期。大好きだけど食べ切れない。どうしよう。

(あまり知られていないようですが、ミョウガは地面から生えます
これはその先から花が咲いたところ
どうしてこんな目立たないところに咲くのだろう)


August 20, 2008

コーーン!

久しぶりの晴。日中24℃。お盆が過ぎ、約束通りめっきり涼しくなりました。今日から小学校が始まりました。

いよいよ小屋作り。

久しぶりに石窯一号に手を入れていると、ケットラ(軽トラ)の音。棟梁が小屋の土台の木材を運んできました。
早速、大工見習いとなり、棟梁の手となり足となり働いておりますと・・・早い早い、すたすたと土台が決まってゆきます。お見事!
さすが棟梁、口や酒ばかりではありませんでした。継手も丸鋸(!)で手際よく刻んでゆきます。
ちょいと鑿で掘らなければならない部分がでてきて、(まさ)にやらせてくれました。
久しぶりの鑿。ひと叩き。コーーンと良い音!それが、鬼無里の谷に心地よく響きます。鑿を叩く音がこんな心地良い音だったとは・・・・!!! 大袈裟ですが感動的でした。
東京で鑿を叩く時は、まわりに迷惑がかからないよう窓を閉め切り、時には鑿の頭に布を巻いて出来るだけ音を小さく、常に心のどこかに後ろめたさのようなものがあったのですが・・・こんな心地の良い開放的な響きは聞いたことがありません。

近所の方に聞いた話で。11月になると裏(表?)の山から薪用の丸太を切り出して、それを霜の降りた山腹に添わせて落とすという作業があったそうです。その時、コーーン コーンと、それはそれは良い音が谷に響いたと聞いておりました。鬼無里の更にこの辺りの風物詩だったそうです。
そんな話しを思い出しました。

石窯一号はいつ出来上るのか?