October 20, 2008

おはぎやおかき その2

早朝7℃。週末は澄み渡る秋(冬)晴れ。

土日の両日、麻のイベントがありお手伝いしてきました。
今回も前回と同様、「おはぎ(麻剥ぎ)」「おかき(麻掻き)」の工程を、一般の人向けに開催しました。
新潟、福島、大阪など各地からわざわざ鬼無里ヘ来ていただき、思う存分体験していただきました。
昨年も参加した方もおり、最初はぎこちなくても終わる頃には手際よく上手に出来ていました。
中にはその腕前に「おぉ〜。嫁に欲しいな〜。」とまで言われる方も。かつて、麻の「おかき」が上手な娘は嫁のもらい手に引っぱりだこだったそうな。
みなさんご苦労様でした。

土日で紅葉の観光シーズンということもあり、おやきどころの「いろは堂」さんの敷地を借りてのイベントということもあり、通り掛かりの方が沢山声をかけてくれました。
だいたいの方が「何をやっているのですか?」のたぐいの質問ですが、中には「懐かしい。」とおっしゃる長野の年配の方もいらっしゃいました。麻幹(おがら)の束を見て「これは何かに使えるの?」という質問も多かったです。驚いたのは長野の方が麻煮の工程で「あく(灰のこと)」を入れて煮るのですが、「この灰はどうやって手に入れるのですか?」と言われ・・・。薪を燃やせば普通に出てくる灰です。田舎では労せず手に入るそのようなものも、東京をはじめ都市部ではそうよなぁ と思い返しました。


(麻幹のモニュメント?)


(おかき娘たちのおかき風景)


(おふね[麻船]といいます 鬼無里では使いませんでした
道具一式は近くの美麻村[現大町市]からの借り物)


来週は美麻の「麻サミット2009」に行ってきます。



前回のおかきやおはぎ(10/1の記事)
信州麻まつり&信州麻サミット(来週 美麻でソノマノもちょっとお手伝い)

つづく・・・ [more...]