December 02, 2008

輝いてます

早朝−2℃。満天の星空。

昨日今日と空気が澄み山や星がきれいに見えます。


(昨日の早朝 北アルプスが輝いてました)


(昨晩午後8時頃の北西の空 満天の星空の一部
コンパクトカメラではこれが限界 写真では伝えられません)


8ヶ月経ち

昨日は久しぶりの全日晴天。
4月にここ鬼無里へ移り住み、8ヶ月経ちました。

この8ヶ月間ここで何をしてきたのだろう。
半年もすれば本格営業できると思っていた「パン」は、いまだパン小屋は未完成のまま。
石窯は試作窯がやっと形になっただけで本窯は来春以降になること確実。
「木工」については道具すら調えられていない。

まずは生活の基幹となるこの部分に、集中して労力を傾けなければならなかったのかもしれない。そうすれば、これらはおそらく達成されていたと思う。
でもそれは出来ませんでした。東京とはかけ離れてあまりにも豊かな自然の中で、巡りめく季節の中で、圧倒的に少ない人々の中での緊密なお付き合いの中で、それだけに特化した生活はとてももったいなく出来ません。
一年に巡っていきた『その季節』は、また一年経たなくてはやってきません。その時、畑を開墾しタネを蒔かなければ作物の収穫は一年待たなければなりません。自然農への手ごたえも今得られるのと、???としたまま来年を待つのでは今考えられるこの先のビジョンが全然違います。
数々のお祭りやイベントにもできる限り積極的に参加し、より多くに方々と交わることで、より早く、この地にしっかりと根を張ることができるはずです。
自我にこもらずここ鬼無里においての将来を見据えるためにも、たった8ヶ月間における大いなる回り道も意義があったと思っています。

で、このところのパン小屋の進展は、シンクが設置され、上水は出ませんが水道の配管は終わりました。また、ガスの配管も済み、水道さえ繋がれば給湯も可能となりました。構造上不足な部分は窓と戸と戸棚部分を残すのみです。
このところ、急いで行っているのがトイレの増築。配管自体はほぼ済み、土台と軸組は「棟梁」にやってもらい、外壁、床貼りはほぼ完了。
水周りの工事は水道屋さんの都合で一週間ほどお休みでしたが、本日から再開予定。そろそろ水道工事の醍醐味「本管までの30mの穴掘り」が行われつつあります。

この時期ここにいて、今までと圧倒的に違う(ない)部分があります。「クリスマス」。
ここでは、「ツリー」も「イルミネーション」もありません。テレビなどでそれは報じられますが、それを見てやっとそれを思う出す程度。普段の生活に全く馴染んでいないようです。(あたりまえていえばあたりまえか)
それより人々の関心事は「お正月」のようです。日曜日、正月飾りの講座があり行ってきました。
もちろん、パーツを取り付けてハイおしまいというのではなく、藁からしめ縄をなっていくところから始めます。
初めての縄ない。当然うまく出来るわけありません。でも何度もやっているうちだんだんコツがわかってきて・・・。なんとなくできました。先生のそれとは雲泥の差はありますが、自作のしめ縄、これからどんどん?作ってみたいと思います。


(お世辞にも見事とは言えませんが・・・)


(先生の作った「しめ縄〈七五三縄〉」目標です)