April 17, 2008
やはり石積み
このところ、日中の暖かさはかなりのもので市街では桜が満開の様です。しかし、ここでは蕾はまだまだ小さいです。
パン用の石窯は出来るだけ地元の材料でできないか、と、思っております。
日本にはパンなどを焼く石窯の文化はもともとありません。しかし、別の用途で石窯は作られておりました。炭や陶芸です。ここは陶芸は行われておりませんので、炭焼きの窯を応用できないかと思っておりました。
以前インターネットで鬼無里の炭焼きの最後の重鎮が亡くなった、という記事を読んだことがあり鬼無里にはもう炭焼き人はいないものと思っておりましたが、近所の人の話で一人いらっしゃることが分かり早速工房を訪ねさせていただきました。
7キロ程離れた反対側の山奥にその工房はありました。
モクモクと青白い煙が出ていかにも炭焼き小屋の風情があります。
ちょうど窯の口を開けて最後の仕上げのタイミングで、何とも言えない神秘的なオレンジ色の世界を垣間見ることが出来ました。工房主の風間さんは気さくな方で初めてお会いしたにも関わらず、いろいろ質問にも答えていただき大変参考になりました。有難うございます。
石積みは経験済み(?)と言うことで何とかなるかな・・・。
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