May 18, 2008

田植え

早朝8℃。日中23℃。心地よい晴。

昨日やりました。初夏(ここらはまだ春?)の農作業の風物詩的作業「田植え」です。もちろん手植え。
お隣の(よ)さんのご好意で、午前と午後で2枚の田んぼを行いました。
午前は川から続く広い田んぼのある一画で、あちらこちらで田植えが行われておりました。手植はこの田のみのようでした。
腰に下げた籠に苗をたっぷり入れ、左手に一掴み用意し、右手の指先で3本ほど持っては植えていきます。
どれもこれも初めてのことで要領を得ず、ぬかるみに足を取られつつの一連の作業はなかなかはかどりません。
また、植える目印の線はあらかじめ田に引いてありますが、下ばかり見ているとうっかり曲がってしまっていることもあり・・・。
それでも四苦八苦しながら黙々とこなしているうちだんだん要領を得てきて、動きもスムースになってきたころ、田のおかあさんや息子さんを見てみるとその早いこと早いこと。手際よく2倍はこなしています。苗の本数など数えること無く、動きに迷いがありません。お見事!
10時の休憩で田の周りでござを広げおかあさん手作りのおやつをたらふくいただいていると、通り掛かりの人が「いい光景だね〜。写真に撮っておきたいよ。」と言っておりました。辺りでは機械で少人数でやっており、あっけないというか・・・休憩も軽トラで一旦帰ってとるようで。
午後は山の中の一枚田。こちらは静かで、田んぼを持つならこんなところが良いなと思っていたところ。子供達も田んぼの脇で気兼ねなく泥んこになって遊んでおりました。
すべてが終わると4時が過ぎるころでした。何とも心地よい一日で、貴重な体験でした。初心者にここまでやらせていただいたうえ夕飯までご馳走してくれた(よ)さん、本当に有難うございました。
夕飯の席では集落の歴史や方言も勉強になりました。感謝!

本日、6年前にこちらに越してきた(ち)さん宅へ伺いました。
同じ年ごろの子供もおり、ソノマノの舎より大きく古いお宅を拝見し、改装(修繕)の極意?ノウハウなど伺ってきました。志は大きく持てというところかな。かつての村長邸、立派な作りでした。


(山の中の心地よい田んぼ)


(米粒の2倍ほどの大きさの花  何て名前だろう?山の中で)