ソノマノ百姓日記

観光尽し

早朝15℃。朝曇り。

先週末は来客があり、観光尽しの日々でした。
土曜は、鬼無里観光の定番「奥裾花渓谷」ヘ行きました。前回はゴールデンウィーク開け、ミズバショウの咲きはじめの頃でしたが、今回は緑も一層深まり、前回行けなかったブナの原生林ヘ踏み込みました。ブナを始め全てが広葉樹の森は、そこに居ること自体が気持ちの良いものです。もう少しゆっくり堪能したかったのですが、時間も遅く雨が降りそうな気配におのずと足早になってしまいました。もう少し近くにこの様な森が有るとうれしいのですが。

鬼無里観光といえば「白髭神社」も忘れてはなりません。ここは、天武天皇が白鳳年間に鬼無里に遷都を計画され、その鬼門の守護神として創設されたといわれている、国の重要文化財にもなっている神社です。
で、その神社はあまりにもひっそりとそこに有りました。この周りには菖蒲が植えられ、これからは蛍が飛び交うようです。

鬼無里では蕎麦は取れるのですが、いわゆる蕎麦屋はあまりありません。同じ様に（それ以上に）蕎麦のとれる隣の戸隠ほど観光地ではないため客足の事を考えれば仕方ないのかと思いますが、何件かある蕎麦屋の一つ「観音そば」へ行ってきました。ソノマノの近くにある「おに屋」もそうですが都会から移り住んだそば名人のご主人が、古民家をお店としたものです。ここは鬼無里も更に奥に行った方で、奥裾花ヘ行ったついでに寄ってみました。鬼無里でも珍しく茅葺きの屋根そのままの古民家で、囲炉裏も現役の、趣のある建物内装でした。二八蕎麦の味もグー。田舎蕎麦を堪能しました。