July 25, 2008

ソナエヨツネニ

早朝21.5℃。朝は大抵曇り。夜明けが遅くなってきました。

先日の東北の地震。被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
ここ2、3年震度6クラスの地震が続いています。
いつか来る地震。次は何処?と思うのは当然です。
ここ鬼無里ヘ引っ越す際もこの地域の地震調べてみました。
まず「善光寺地震」。1847年(弘化4年)5月8日にM7.4の規模で、多くの被害が出たようです。千年周期で発生するらしく次の発生までおそらく850年。おそらく体験出来ません。
次に気になるのが「フォッサマグナ」。これの「糸魚川静岡構造線」が白馬の方にあり、そのエリアに入っています。
「フォッサマグナ」とは簡単にいうと、東北日本と西南日本の境目とされる、本州の中央を横断する断層地帯で、つまり、北アメリカプレートとユーラシアプレートの境界に相当するとされている(らしい?)。
いかにも地震が起こりそう? 
西側の境界線を「糸魚川静岡構造線」といい、フォッサマグナとはこの事をいうと思われがちのようですが、実際は、東に「柏崎千葉構造線」などがありこのエリアのことをいいます。関東甲信越に広がる広い地域です。地震との関係は認められているようですが、この中でももっとも憂慮されているのが松本付近だそうで、こちらは841年に起こって以来起こっておらず、こちらも千年周期という事で、いつ起こってもおかしくないらしい・・・。んー。
事前にここまでは知らなかった・・・。
でも、いつ起こってもおかしくない前例のある地震はここだけではなく、東南海や関東なども同様。阪神や新潟、東北などを見れば日本中どこにいても地震はあり得るし、それに伴う原発事故など起ころうものなら、どこが一番安全な地域なのか皆目検討が・・・。
ソナエヨツネニ。ということでしょうね。

「フォッサマグナ」といえば以前「塩」について調べていたときに、「塩の道」(信州に塩を運んだ道)というのがちょうど「糸魚川静岡構造線」に沿ってあることがわかりました。
ちょうど谷間で道が出来たんでしょうね。

鬼無里産「荏胡麻(えごま)」を使ったパンを作りました。プチプチした食感がいいですね。定番になるかな。
このところ石窯作りはちょっとお休み。パソコン仕事に精を出してます。(まさ)