August 13, 2008

裾花ダム

早朝20℃、朝曇り。昨日も暑い一日でした。

「谷の都鬼無里」の中心を流れる裾花川。この川には2つもダムがあります。ひとつはずっと上流に、ひとつは下流に。
昨日、来客を長野駅に送りに行った帰り、下流にある通り道の裾花ダムに、流れ込む流木を戴きに行ってきました。ダムとしてもこれは処分に困るらしく一年に一度程この時期に希望者に配付しているようです。
なぜ流木を?
流木を使って木工品を作りたい訳ではないのです。今この辺りの山で取れる木材の多くは、から松や杉(針葉樹)がほとんどで、広葉樹は木材としてあまり流通しなくなりました。ブナやナラなどの広葉樹は天然の森から切り出すため、自然保護の観点から伐採出来なくなったためのようです。よって身近で手に入る木材はどうしてもほとんど針葉樹になります。
今後ソノマノで多く必要になる「薪」。パンはもちろん風呂だき、暖房に欠かせなくなります。これがどうしても針葉樹より広葉樹の方が勝るため、できるだけ広葉樹で集めたかったのです。山を歩いても倒れているのは杉ばかり。ソノマノの裏山はほとんど杉山なのです。
で、不要な流木に必ず混ざっている広葉樹だけ戴いてくれば一石二鳥。
やっぱりありました、ありました。適度な長さに切られていて、一人で運べる大きさのものだけ選んできました。
実は面白い形状のものや、貴重な木材なども期待していたのですが、そのようなものはほとんどありませんでした。すでに誰か持って行ってしまったのか。
乾燥具合は良好で、そのまま薪になりそうです。
そろそろ、ヒマをみて薪割り薪割り。


(とても下の方まで漁れません)


(ダム湖を見下ろす)

 
 (ダムの下流を望む)  (9日の長野駅前にて・・・39℃の表示)


しかし、市街は暑い! 昨日は35℃。