March 12, 2009

東京沸騰?

先々週のインフルエンザ騒動から始まり、今週は確定申告の準備や東京での仕事の準備で大忙しの日々でした。

雪も少なくなりそろそろ畑や田んぼの準備の話がちらほら。
今年は後れをとるまいと思うものの、やることやらないとなかなか落ち着いて準備にも取りかかれません。
まずはギリギリのところで確定申告を明日済ませるつもりです。毎度の事ながらここまで長がかった〜。

思えば先週もいろいろなことがありました。来年度からはれて消防団に入団しますが、初めての分団の会合に出席しました。
確定申告の詰めをしながら週半ばには飯山までいって「内山紙」と言う和紙を見に行きました。
楮だけを使って作る内山紙はその工程や時期が鬼無里の麻づくりにちょっと似ていて・・・、それでいて、かたや伝統的工芸品にも選定されていて・・・、なんだか羨ましかったり・・・。

なんだかんだと忙しいまま今東京に来ています。(まさ)
昨日珍しく夜なべしながら仕事をしていました。そこでたまたまテレビがついていました。そしたら「Nスペ」で東京の最近の変貌ぶりが取り上げられ、とどまるところを知らない自己増殖ぶりについ見入ってしまいました。
そしたら今日、仕事で秋葉原に行くとその変貌ぶりをまざまざと目の当たりにし驚きました。
そういえばここ3・4年は行ってなかったかなぁ?それでこうも変わるとは。
オタクとオヤジしかいなかった街に、こぎれいなスーツを着たヤングエグゼクティブ達が闊歩しているではありませんか。へぇ〜。
何ともますます不思議な街になってきました。
ジャンクな店はだいぶ減ったけど、チョイと面白い店もまだすこし残っていたりするとうれしくなったり。
でも、その分野、かつての活気がないねぇ。
フィギュア系の店の増殖には分かっていても驚きです。
「メード娘」もよく目に付きましたが、その上を行く「半天娘」には目を疑いました・・・今度はそうきたか。

沸騰都市東京、まだまだ煮詰まってないようです。


(秋葉原はどこへいく)


March 06, 2009

インフルエンザ2

早朝2℃。みぞれ。のち雪。

この度のインフルエンザ渦で忙しいのは「村」の診療所。
鬼無里には医者は支所(役場)に入っているこの診療所しかありません。
よって連日大にぎわいの様子。
ここの診療所の(し)先生は昨年赴任してきた方。
かつては市街の鬼無里からも多く行く大型病院に勤めていらした先生です。
なかなか評判はいいようで。
赴任早々こんなエピソードを聞きました。
診療所の職員がおやつにいわゆる大手メーカーの菓子パンを食べようと先生に差し出したところ、
ーこの様なものは食べない、もっと硬くてしっかりしたパンを売っているところはここにはないのー
といわれたそうな。 (ここですよ〜)
こういうことをおっしゃるお医者さんですから、芯のしっかりした方とお見受けしておりました。

この度子供が受診した際、インフルエンザの診断後、薬を嫌がる子に対し、

ーイヤだったら飲まないのもいいよ。ー

と言ってくれました。
いままでは、ことインフルエンザや風邪程度は寝て治すを基本に、解熱剤のたぐいは貰っても使わないのがほとんどでした。
学校などではこの時期病欠の場合医師の診断を受けインフルエンザかどうか見極めた後、そうであった場合、治癒証明が無ければ登校出来ないため、やむなく受診したところもあって、治療を期待しない受診なので薬などはいらないのです。
無駄な薬を出さないことを理解してくれる医者に、ここに来て初めて会いました。
東京ではどんな場合でも受診すれば必ず何らかの薬は処方されました。本来インフルエンザに特効薬は無いはず(あ、今はあるか)で、可能な限り新薬に頼らない自然治癒を心掛けるソノマノとしても心強い先生でした。

昨日はぽかぽかの春の陽気。
あちこちに春の芽が出ていましたよ。




(セリ、ワサビ、フキノトウなど水辺の雪の割れ目から)