May 22, 2009

期待します

昨日、田植え前の田んぼの最後の代かきしました。
一昨日、久しぶりの来客。(に)夫妻、忙しい中わざわざ来てくれてありがとう。赤ちゃん生まれたらまた来てね。
畑仕事も忙しく、昨日は小豆を蒔きました。今朝は、いただいたネギの苗やブロッコリーの苗を畑の隙間を見つけては植えました。

ところで、一昨日突然支所の方が訪れ、初めてお会いする方だったのですが、用件はというと・・・。
長野市は来年度から、市内各地域ごとに「住民自治協議会」を設け、それぞれがある程度政策を画策出来るようにしようとしているらしいのです。
この話は以前から聞いていたのですが、今までも鬼無里を幾つかの区に分けそれを統括する区長会なる組織もあり、新たに自治協議会を設置する意義がよくわからなかったのです。
で、昨年の新聞記事を思い出しました。
 
長野市は7日、区長会や育成会など現在は団体ごとに支出する補助金を2010年度以降、市内30地区ごとに組織する「住民自治協議会」に一括交付する考えを明らかにした。市から住民組織の協議会に権限と財源を移していく「都市内分権」の一環。ほかに、協議会が行う独自事業を支援する補助金や、市内11地区の中山間地域への交付金も設ける。(長野毎日新聞 10月8日)

とあります。で、この方とこの話がどういう関係かというと、この方はこれを推進するにあたって、事前情報を集めているらしいのです。その中の一つに「鬼無里の活性化」のような事項があるらしいのです。
鬼無里も他の多くの里山の地域と同様、人口の減少に歯止めがかかっていません。
何とかしなければならないのはこういう地域の共通の願いですが、具体的な政策や成果があがらないのが実情です。
今まで、長野市はこの事についての政策が皆無でした。都市部の市政のまま中山間地を合併してきたため、なかなか政策を打ち出しにくかったのかもしれません。
これが、来年度からの「住民自治協議会」なる組織によってかつての「村」のように小回りの利く、その地域に必要な政策をある程度自由にとっていくことが出来るようなのです。
それで、どう対策をとっていくか事前調査のため私たちの様な「移住組」に話を聞きに来ているということでした。
これは良い風が吹いてきました。というのも私たちにとってもここに住むと決めた以上、これ以上人口の減少はかなり悲しいものであり、何とか「維持」もしくは「増加」させるための対策が急務だと思っていたのです。しかし、なかなか声を上げるにも難しいものがあり、何とか同じ「思い」の方々と組織を作るべきだと思っていたのです。
是非、今後この課題については参画していきたいと思います。


(今週末はお田植え祭りとソノマノの田植え
もちろん手植え)