July 25, 2009

合間をみて

このところの天候不順で、農作業の日程をたてられず苦労させられます。
刈り取った小麦も今だそのままで脱穀できずにおりましたが、今日、予報は良くありませんでしたが、朝から日が出て良い天気になりそう。で、天気の気(?)が変わらぬうちに脱穀やってしまおうということに。
使うのは、以前からこの家で使われてきただろう足踏み脱穀機。

 
(結構こわいくらいの高速で回転します)(脱穀後も天日でさらに乾かします)


カバーをつけて、いざ。
なかなか上手く出来ません。というより結構時間がかかります。
でも、要領をだんだんつかんでくると、何とか終わりました。
この次は「とうみ」にかけるのですが、今日はこの後天気が崩れそうな気配なのでやめ。

で、サクッとジャガイモの収穫にかかりました。
これも、雨つづきでなかなか出来なかったもの。
あまり雨が続くと土の中で腐ってしまうこともあるらしい。
とはいえ、掘るのは少し土が乾いてからの方がいいというのですが・・・。

(今年も赤いジャガイモ「アンデス」)


(半分くらい掘ってこのくらい)


今年もなかなかの豊作。
ソノマノのパン「ジャガ胡椒」にこのイモを使います。
この日午後からやっぱり雨。


(麦わらは全部畑に返しました)



July 22, 2009

やっと出来た、ライ麦刈り

やっと刈る事が出来ました。ライ麦。
先週からずっとタイミングが合わず刈り取れませんでした。
雨。梅雨のこの時期、晴れるタイミングを逃すと、下手をすれば一週間刈り取れないかもしれません。
ミリオンバザールから帰った当日は晴れ。さすがに疲れていたので刈り取りを翌日にと思ったら、
次の日はまた雨。
で、今日、晴れて刈り取りが出来ました。


(ライ麦は背が高いので二段階で刈り取ることにしました
ひざ丈で一度、後は後に刈り取ります)


(ライ麦の穂 雨に当たりすぎカビ始めたところも・・・)


と、ちょうど真っ最中にそれは始まっていました。
日食。
晴れるかどうか気をもんでいましたが、いい塩梅に晴れてくれました。
雲がかかったり、外れるわずかの間にそれはくっきり良く見えました。でもほんの一瞬。
そんなこんなしていると、お隣の鍛冶屋(というより鉄工所)さんが見かねて貸してくれました。
鍛冶屋といえば・・・コレ。


(何というのだろう、このマスク)(こんなふうにバッチリ見えました)


刈り取り途中にもう一つ思わぬ嬉しいことが。
麦の倒伏を押えるためにさしておいた木の枝から芽がでていました。
その枝は、母屋の隣りのお墓にある見事な桜。
以前、そこの方が来たときに、桜の枝を払うというので、老木だし(「桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿」ともいいますように)、心配だったので一緒にお手伝いしたのですが、結局ばっさり枝を払われ、その枝の一部をこのように使わせてもらっていたのです。


(何本か使っていたのだけどコレだけ)(てっぺんにバッタもとまっていました)


二百年以上生き続けている見事な桜。言うなればそれの分身です。
何処かいいところに植え替えて大切にしたいと思います。


(何だか刈り取りたくないような・・・)


July 11, 2009

夏本番前でやっと秋

麦秋。この言葉を使える時がやっと来ました。
昨日、小麦の収穫をしました。
この時期は雨が多く、タイミングが難しいとはきていましたが、1週間たっぷり降った後の久しぶりの晴れ間でした。
すかさず、麦刈り。
はっきり言って小さな畑。刈り取りは手で、さほどの時間はかかりません。


(これは「農林61号」という
たいそうな名前の小麦)


(これは「ユメセイキ」という小麦
こちらはあまりパンには適していないが
風味があります)


平地では、とっくに収穫されているでしょうが、厳しい冬を越した小麦。時間はかかりましたが、旨くないはずはないでしょう。
これで作ったパン楽しみです。


(色味的にはジャストタイミング
夏だから小麦色)


これで、パンづくりの全てを賄えるものでは到底ありません。しかし、いずれ全てを賄うことができるかどうか、まずはやってみたいということではじめた小麦づくり。手間もさほどでなく十分作っていけそうな気がします。
ただ、栽培期間が長く、その間畑を占有されるためより多くの面積が必要です。
これも、まぁジュョンに考えましょう。


(稲のようにはぜかけして乾かします)


(近所の方から頂いた「スゴミ」?
また新しい木の実をいただきました
あっさりしていて甘すぎずスッパすぎず、うまい
調べると「セウヨウスグリ」とか
「マルスグリ」いうらしい
英名「グズベリー」とはこのことだったのか〜)