January 26, 2009

助かるけど、大丈夫?

このところ気温はそこそこ冷えますが、雪が全然降りません。
ちょっと前は妙に暖かい日があったり聞くところの鬼無里の冬ではありません。
今朝も地元のおじいちゃんが、「前はこのころまでに2,3回は屋根の雪下ろしをしたんだがなぁ・・・。」といってました。今屋根に雪はほとんどありません。
「最近は雪がホント少なくなってー。」とはこの地に来て何度聞いた事か。
そう言えば昨年の冬も雪は少なく、1月中旬に来たときに「こんなベチャベチャの雪がこの時期に降るなんて・・・。こんなこと無かった。」と聞いた事を思い出しました。
雪が少ないのは、以前から思っていました。というのは、(まさ)の母方の実家が長野の志賀高原のふもとで子供の頃からよく冬に遊びに来ていました。そこは善光寺平(平野)のはじっこでそれほど雪深いところではありませんが、それでもいつも雪は積もっていました。子供の頃は雪で遊ぶのが楽しくて楽しくて。
それがいつの頃か、大人になりスキーなどで志賀高原に行くとにそこを通るとたびに、雪が積もっていることはほとんど無くなってなんとも寂しい気持ちがしました。

温暖化。

目に見える現象としてそれを実感していたようです。
どうなんでしょう。この先は。
簡単だけど過去の降雪を調べてみました。
2005年〜2009年の長野(市街)の降雪日数です。

年|月 ・ 12 ・ 1 ・ 2 = 計
------------------------------------
2005 ・ 1/2 ・ 3 ・ 0 = 4/2
2006 ・ 4 ・ 3 ・ 1/2  =8/2
2007 ・ 0/2 ・ 2/1 ・ 0/1 =2/4
2008 ・ 2 ・ 2 ・2 =6
2009 ・ 0 ・ (1)
(/の後の数字は雨)

過去四年12・1・2月の降雪(水)日の合計は概ね6日以上。
でもことしは今のところ1日だけ。
これだけでは何とも言えませんが、これに近い年は2007年。この年鬼無里では雪は大したことはなかったときいています。では比較的よく降った2006年はやっぱり合計10日も降っています。
このまま行くと昨年より雪が少ないということに。
降らなきゃ降らないほうが楽だど、降るときに降らないと何だか不安にもなります。
地元のおばあちゃんなど、「温暖化のおかげで雪が少なくて。」と喜んでる場合もありますが・・・。
さてさて、どうなりますか。

昨日、友達のお宅で偶然にもこんな映画(DVD)を見てしまいました。「不都合な真実」。
地球における温暖化の影響が非常にわかり易く描かれています。
そうならないためにも、来年こそは薪ストーブをいれるぞ。

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窓ガラスに自然が描いたヌーボー柄?見事なフラクタル幾何学模様!