October 11, 2009

トマトって

早朝6℃。今季最低です。

昨日、ミニトマトの多くを解体(伐採?)しました。昨年少しは採れたミニと的ですが、今季はしっかり作ろうとしこたま植えたのです。が、結果は散々。梅雨の長雨でそのほとんどがやられてしまい、赤身の完熟トマトはほとんど収穫出来ませんでした。
とはいえ、近所の農家のトマトはきちんと出来ています。その違いは屋根。
ビニールハウスやビニールで屋根をかけたりすればそれなり出来たとは思います。
それは、昨年の経験で分ってはいたのですが、数打ちゃ当たると思い、たくさん植えたのです。
農薬、化学肥料はもちろん、出来るだけビニールなどケミカル素材に依存したくないソノマノのポリシーから、「この地で無理しないと出来ないものは作らない」を信条とし甘えさせません。
で、結果は前述の通り。トマトは高温多雨の日本には本来適さないとされてきた作物ですが、やはり、雨だけは当たらないようにしなければ難しいようです。
苗から育てて、実も満足に採れぬ間に刈り取らなければならないのは、何だかやるせない気持ちになります。
刈り取った後の草取りをしていると畑の端に忘れ去られていたトマトを発見。


(自分でフェンスにからんでいます
この写真じゃよく分らないかも・・・)


そう言えば、余った苗をどうでもいい端っこに植えたのを思い出しました。それ以来忘れ去られ、今でこそこのように見えますが、これまで雑草にまみれ見分けることが出来なかったのです。けれどしっかり生き続けてきたのです。青いながらもいっちょまえに実もついています。絶望視してきたトマトですが、たくましい、希望の光が・・・。
来年は、ミニトマトは諦めましたが、もう少し雨に強いという、日本古来種(?)を作ってみようと思います。


(北アルプスが綺麗に見えました、新たに冠雪しています)