November 21, 2009

蕎麦の吸引力

決して蕎麦が粘っているわけではありません。 蕎麦といえば・・・。

東京で蕎麦をいただく。星の数ほど蕎麦屋はありますが、
一)立ち食い蕎麦、、、ほとんど駅前にあり、安くて早いだけが取り柄。ざるなんてありません。
二)街の蕎麦屋、、、値段はそこそこ、味もどうってことありません。
三)ちょっとコジャレタ蕎麦屋、、、値段はちょいと高め、味はそこそこ。
四)めちゃくちゃ老舗もしくはこだわり手打ち蕎麦屋、、、値段は高い!味はいいけど、量が少ない!
というわけで、あまり蕎麦を味わって食べる余裕なんてありませんでした。本当にうまいと思う(四)の店なんて入っても量や値段が気持ち良くありません。で、蕎麦なんて時間のないときのお助け料理(屋)程度でした。
鬼無里に来て蕎麦が身近になり、本当に(!)「蕎麦」というものを気持ち良く味わえるようになったといいものです。値段はそこそこ、味は良し、しっかり量もあり満足です。自分で蕎麦を打てるようになれば、思う通りに(?)蕎麦を作ることも夢ではありません。

で、蕎麦といえばお隣戸隠。いま新蕎麦の時期で、大変賑わっています。
そんな戸隠でソノマノパン、デビュー。
戸隠の数ある蕎麦屋の中でも集客力が屈指の「うずら家」さん。縁とご好意でうずら家さんの駐車場でパンを売ることが出来るようになりました。
今回で二度目。土曜ということもあり昼前に行くと店の前には行列が・・・。うずら家さんにとってはお客さんに並んで待ってもらうのは申訳無いと、少しでも楽しんでもらいたいとの思いからのこと。
ちょっと離れた駐車場も目一杯車が止まっています。その一画で、ソノマノカーのリアハッチ開けて早速販売開始。
うずら家さんには五十分待ちのお客さんが列をなしています。ひっきりなしに当然駐車場の車もよく出入りします。来たお客さんはわき目も振らずにうずら家さんに向かいますが、帰るお客さんは気持ち良くゆったり車に帰ってきます。お腹が満足しているにも関わらずソノマノのパンによく関心を示してくれ販売は上々。
十台程止まれる駐車場。よく見ると一台残らず県外ナンバーです。練馬、湘南、富山、名古屋・・・一つとして同じナンバーはありません。すごい!これぞ戸隠パワー、ソバの吸引力です。

地域外の(特に遠方の)お客さんに味わっていただきたい。出来ればお会いして話をして買っていただきたい。そんな思いを果たすのにうってつけの機会です。
これからも、厳寒期をのぞき時々(不定期)でうずら家さんにはお世話になりたいと思います。
うずら家さんのご好意には本当に感謝。そして、買っていただいたお客さまありがとうございました。
ちなみに(まさ)はうずら家さんの蕎麦の味、No.1です。(お世辞抜き)



(晴れていても小雪の舞う寒い天気でした)