November 11, 2009

蕎麦が・・・

今年の蕎麦が大変なことになってきました。
例年にない不作。
このところずっとささやかれてきたことですが、本当に・・・。
夏の長雨が原因とのことですが、そういえば近くでソバを蒔いた方も蒔き始めのころの雨で、もう一度蒔き直したと言っていたのを思い出しました。

しかし、ソバの実の自給率たったの23%だったの。知らなかった。
ソバの実って世界規模で作られているようだけど、他の国ではどうやって食べるの?

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November 08, 2009

これぞ!おやき?

念願かなってやっと食べられました。
おやき。
おやきはおやきでもそんじょそこらのおやきではなく、本場(?)のこのあたりでもめったに食べられない、灰ころばしのおやきです。
囲炉裏端で、ホウロクという鉄製のフライパンの様な鍋で焼いた(温めた?)おやきを、囲炉裏の灰の中に入れて蒸し焼きにするというものです。
これが、なかなか食べられない。昔は(各家に囲炉裏があったころ)は当たり前に食べていたということですが、ほとんどの家に囲炉裏が無くなり自宅でおやきを焼く人も少なくなって、今までいただく機会が全く無かったのです。
灰にくべないおやきは、小川村の大洞高原の地元のおばちゃん達が作る「円満おやき」、自分の中でお焼きナンバー1に輝いているのですが、果たして?

場所は山向こうの中条村のその名も「やきもち家」。おやき体験も出来る温泉宿です。
で、ここでいきなりおやき作り体験をすることになりました。
囲炉裏を囲んでおやき作り〜。これが食べたかった〜。
(まさ)は作りませんでしたが、作り方自体はさほど難しくなさそうです。
こねた生地にアンをいれて、ホウロクで焼くこと数分、それから、薪の燃える脇で熱そうな灰をかけて数分、
いい塩梅になりました。


(火の横で転がっているのもおやきです
いい感じ〜)


(灰は、はたけば簡単にとれます)


早速あつあつをいただきました。
ン〜うまい!?
・・でも、思ったより生地が柔らかいです。想像ではもっと歯ごたえがっちりの香ばしいあつあつおやきだったのですが、歯ごたえだけがいまいち。
怖い講師のおばさん(最初だけ、その後うち解けました)が言うには「このおやきはあつあつで食べなきゃだめ!」と強く言っていましたが、その意に反し少し持ち帰ってみました。
家に帰って冷えたおやきを食べてみると、ン!なかなか良い歯ごたえ。これはいけます。これでなければ。
おばちゃんごめん。おばちゃんの焼いてくれるおやきは冷えたほうがうまい。
粉経験のある(とこ)(あたりまえか)の見解では、粉をこね機でしっかりこねるから柔らかくなるのではないかと言うことでした。手ごねではなかなかそこまで出来ないそうです。なるほど。
生地の柔らかさは耳たぶ以上の極上の(?)ものだったとか。
(まさ)も怖いおばちゃんでなければさわってみたかった〜。

「やきもち家」のお風呂は、ソノマノの四方にある温泉の中では一番趣のあるよいお風呂でした。露天風呂も見晴らしグー。山向こうで直線距離は近いのだけど、一番遠い温泉です。また、機会があったら行こ。

で、おやきランキング、手放しでナンバーワンとは言えませんでした。
やっぱり、ソノマノの舎の囲炉裏復活させて、自分でつくりたいな。