May 07, 2009

田んぼ代かき

今日、小雨の降る中、田んぼの「代かき」をしました。
田んぼは水を張る都合上、出来るだけ水平で凸凹の少ない平面でなければなりません。個所によって水深が大きく違うと生育具合や、雑草の出具合にムラがでます。よって、耕した田んぼに水を入れ平に均す作業を「代かき」といいます。
実はこれ、昨年少し経験しました。お世話になってる(さ)さんの田んぼで手伝わせていただいたのですがもうすっかり要領は忘れています。今回も機械を使います。使いたく無いのは山々ですが、ここは慣例に従って・・・。


(作業前の田んぼ)


トラクターに代かき用の車輪?の様なものを履かせ、幅広の鋤のようなものを引かせます。
棚田は概ね面積の小さな田が多く、かつ傾斜地にあるため機械類の移動が大変です。要領を得無いと場合によって決死の覚悟が必要です。とりかかれば早いかも知れませんが、それに至までが何とも大変。
一年開いた田は思った程耕し切れてなく、代かきもなかなかはかどりません。4回かければいいのではと言われていたところを6回かけてもなかなか滑らかになりません。
実は今日(さ)さんの田んぼもこれで代かきするのでこれで強制終了。後は手が頼りです。目標はヨーグルトをかき混ぜたくらいの滑らかなどろどろ具合。
ミツマタで耕し切れていないところを足で探して耕しながら、足で雑草の根っ子で固まった部分を踏んでほぐしていきます。実に地道な作業ですが、機械ではこの様なピンスポットでの作業は出来ません。泥にまみれながら黙々と。でもひょっとすると状態を詳しく知るにはこの方が良かったのかもしれません。(さ)さんの田んぼに目処がつくころにはこちらも諦めが付いて?これでいいっかな・・・て気持ちになってきました。



(泥まみれで奮闘してくれました)


(作業後、十分でしょう・・・か?)


後は田植え前にもう一度グランドでかけるトンボの様な道具で手作業で仕上です。
水漏れは直っていたし、充実の一日でした。

山菜採り名人の(さ)さん。いつの間にか大量の「エラ(イラクサ)」や「モミジ笠」「山ウド」など収穫していてくれました。今日の晩ご飯は最高でした。


(「エラ」山菜通がナンバー1と評することも)


(「モミジ笠」香りよし)
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