August 24, 2009

けもの

早朝14℃。
この頃だいぶ日が昇るのが遅くなり、5時でもうすら暗い。
早朝、外の物音で目が覚め・・・獣の正体を確認しに外に出ると・・・猫だった。
ふと、空を見上げると・・・久々の満天の星空!。気候が変わり、空気が澄んできた。
朝は、だいぶ肌寒く感じるこの頃です。

昨日は、地区の人足(虫倉神社までの参道整備/草刈り)と途中のある秋葉神社のお祭り。
朝から、道具の手入れと、草刈機に使う燃料の調達など行い、午後から軽トラ3台に分乗し出発。
山々に草刈機の音を響かせて一斉に始りました。みな、慣れた手付で(腰付き?)で草刈機を上手に扱います。昨年は、カマ、ナタで参加した(まさ)ですが、今年は担当役員ということもあり、ぬかりなく仕事をこなすために(さ)さんから借りている草刈機を持ちだし参加。
このところ近所で御不幸があったこともあり、参加者が少ない中、3時間ほどで何とか終了。
この騒ぎで、この山のシカも逃げ出してくれるといいけど。

田をシカに荒さえてから翌日、今度は別の畑でシカが作物を荒らしました。そこでは昨年ソバがほぼ全滅したことも。
日中空砲のような爆発音が時々鳴るようにしたのだけど、シカの(里での)活動は暗い時が多く、どれだけ効果があるのか。
獣に悩む農家は多く、これにやられると生産意識が落ちます。かといって、むやみに捕獲出来ないし、その術も無い。
自然保護という名の元で野生動物を保護とは言いますが、里に出る獣は人にとって百害あって一利なし。人の生活や農業を妨げる動物は駆除も必要。
マタギノ風習が今だ残るところの里に熊は出ないといいます。
人と動物の棲み分けをハッキリ動物に分からせるためにも、それは絶対必要です。
行政がそれに及び腰なのはなぜだろう。
この事を訴えても、動物による農被害の推移を提示し増えていないといって相手にしません。しかしそれはを金額ベースでの推移。
ソレがイヤで農業をやめてしまえば次年度から計上されません。
根本的な解決が必要です。

温暖化も一因だとも考えられています。シカについては環境の変化によって個体数の増減が顕著らしく、このところの降雪量の少ないがために、雪で閉ざされた食物難の時期が少なくなることで繁殖が進むということ。今度の選挙でこのことを謳っているところ無いのかなぁ。

こういう事が起こる度、人びとの口から出ることは「昔はこんなことなかったのになぁ。」
何事もその昔に戻れば多くの問題はなくなるのですが・・・。

しかし、今朝の星空、見事でした。
猫程度の獣であればカワイイものですが。