March 18, 2010

石窯進展?!


早朝氷点下2度。
あれからグッと暖かくなったと思ったら、このところまたまた寒くなりました。
と言っても真冬に比べればずいぶん暖かいはずですが、何だかグッと寒く感じます。何でだろう?

かつての炭焼き職人の一人と会うことが出来ました。
パン用の石窯製作にあたって現炭焼き職人にいろいろ教わってはいたのですが、この方は以前使っていた石窯を譲ってくれるというのです。譲ってくれるといってもその場所でパンを焼くと言うのではなく、石窯で使っていた石を譲ってくれるということ。
なぜこうするのかというと・・・
石窯で使う石は砂石。これでなければ熱で割れてしまいます。しかし、砂石にも善し悪しがあり、芯に堅い石が入っている砂石もあるそうで、そのような石を火にかけると割てしまうこともあるようなのです。
これを外から見分けるのは不可能。なので、一度火にさらされて大丈夫だという実績のある石を使うのが一番。とは現炭焼き職人からもいわれてました。
つまり、使われなくなった石窯の石を再利用するのがもっとも確実と言うこと。
ところが、誰に聞いてもどこに使われなくなったそれがあるのか分らなかったのです。はるか以前に使われななった炭焼き用の石窯。そのほとんどは山の中。すっかり諦めていました。
でものんびりやってるとこんな話しも出てくるもので、何事も焦らないにこしたことなし。

早速現場を見に行きました。まだ雪が膝丈位まで残る道。ところどころでプチクレバスに足を取られます。
この先にあると言われ?



ここだといわれました???



雪でサッパリ分りません。
が、よーく見ると、窯のまわりに植えたという杉の木が小さな小山を丸く取り囲んでいるのが分ります。
どうやらこの小山が炭焼き窯の跡のようです。
今は雪でとても掘りだせる状態ではありませんが、車もすぐ近くまで入れ、非常に条件の良いところ。これは助かります。感謝。
雪が融ければ忙しくなりそうです。


(近くには鉄道の跡も・・・?
いえいえ国鉄払い下げの貨車をここへ据えたもの)



(日当たりのいい場所ではタンポポのように沢山咲いている福寿草
ソノマノの近くでもやっと咲きだしました)