May 31, 2010

いよいよ田植え


今日から田植えウィーク突入。
まずは、おなじみ(さ)さんの田んぼから。
ことしの(さ)さんの田んぼは気合い入ってます。
しっかり代かきも済ませ、苗も「ポット苗」※1に変更し準備万端。
おまけに植え方が「二条並木植え」※2。
植えやすい田んぼに植えやすい苗。
休憩を入れて二人で3時間。3畝で3時間。おそらく新記録ではないでしょうか。
田植えも三年目となるとなかなか要領を得ています。


(これが二条並木植え)


(美しい完成度)


遅い昼を食べて今度はソノマノの田んぼ。
何度もいいますが、ソノマノの田んぼは不耕起。あまり手をかけないのが信条。
草も残っているので草取りしながらの田植えです。苗もポット式ではないので、左手で一株を分けながらの田植えです。よって時間もかかります。
田植えの位置を示す線も引かなければ紐も引きません。
前期の稲刈り後の株と株の間に植えていきます。事前準備がこんなお手軽田植えはありません。
なので、田植えの時の草取りする手間くらい大したことはありません。
一時間半ほどやって、今日はおしまい。
二人で1/4位(気持ち)終わりました。
思ったよりハイペース。


(苗なんだか、草なんだか・・・)


(植えたんだか、植えてないんだか・・・)


出来栄えは対照的・・・
でも結果はどうでるか。
明日も引き続き、田植えの予定です。


※1 ポット苗 = 「ポット式田植え機」に対応したケースで作った苗のこと
 一株(ほとんどの場合が数本)が完全に独立している

※2 二条並木植え = 縦方向に二列近づけて、その分隣りとは間隔を空けることによって風通りが良くなる

May 27, 2010

■パンの販売のお知らせ■


明日、5月28日(金曜日)戸隠中社の「うずら家」さん駐車場で販売します。
時間は11時半頃から12時半頃まではいると思います。
短い時間ですが、機会がありましたらどうぞお立ち寄りください。



May 26, 2010

+たんぼ2


昨日夕方からずっと雨。
このところ梅雨のような天気。その上肌寒い日がつづきます。

合間をみて第2田んぼの畔づくり。ここは歩いて30秒ほど。雨が降ればすぐ帰れます。

畔づくりは、棚田の重要な仕事です。これをうまくやらないと水が溜まらず、後で困ります。
しかし、入って来る水はほんのチョロチョロ。ベトを作るのも大変です。結局うまく出来たかどうかは今日は分からず。
明日、水が溜まっていればOKです。
終わったところでまた雨が降ってきました。


 


May 25, 2010

+たんぼ


田んぼへ行きました。と言っても田植えではありません。
苗を持って言ったのです。と言っても苗が田植え出来るまでに成長したわけではありません。

巷では田植えはだいぶ終わりました。
で、当然余ってくる苗も出てくるわけで。
で、いただいたわけです。
あてにしてたわけでも、ねだったわけでもないのですが、本当に余って仕方ない様なのでいただきました。
品種は「ひとめぼれ」。ソノマノで作っているのと同じです。
それを知っていて、好意で申し出てくれたわけです。
これでいつでも田植えが出来ます。
が、予定では6月のつもりなので何かと用意が出来ていません。
それに、たくさんいただいてしまいこれだけで全部田植えが終わってしまって、なおかつあまりそうな量です。
でも、せっかく作っている苗も使いたいし・・・。
とにかく半分はこの苗を植えようということにしました。
で、半分ほど持って行ったわけです。

田んぼには結構草が生えていました。でもあまりたちの悪い草は少ないようでした。中には稲?らしき草も生えていて、ひょっとして去年のこぼれた籾から生えてきたのだとするとこれは凄い。
ひょっとして、直播の可能性も出てくるというものです。
これらは残しておきました。


(最初の状態)


(草を取った状態 あまり変わってない?)


残りの苗をどこに植えるか?今から間に合うところとして、昨年お世話になったお隣のお宅の田んぼの脇。
これは、すぐに決定。
あとは、ソノマノのすぐ近くにあるホントに小さな田んぼ。しかしこれは全く使われておらず草が・・・ヨモギ畑になっています。
午後は、ここを耕すことに。面積は1畝もありませんが草刈りから多起こしまで2時間半たっぷりかかりました。
今日はこれで終了。
いい汗かいたー。



(これが第2田んぼ、になるはず)


May 22, 2010

このごろの草事情


畑に豆を蒔きました。
ソノマノの畑は自然農。いわゆる雑草も構成要素の一つです。これが生えていなければ成り立ちません。
しかし、どんな草が生えていてもいいというものではありません。
扱いの易い、作物の邪魔になりにくい草々に生えてもらいたいというもの。
よって、草の構成や種類が大切です。
小さな畑ですが、今年で三年目。草々の変遷も気にかかります。
一年目はとにかく開墾。二年目、この時期はヒメオドリコソウが増え、オドリコソウも増えてきました。
これらは、扱いが易く大歓迎です。


(後の白い花がオドリコソウ、
紫のグラデーションがきれいなヒメオドリコソウ)


(笠をかぶった踊り子が輪になって
踊っている様子に見えるからだそうです
蜜がよくでて、子供に人気)


ことしは、それらがさらに増え、オドリコソウが勢力を伸ばしてきたかなという感じです。
ことしの傾向としてグッと勢力を伸ばしつつあるのがカキドオシ。
人の意図しないところで草々の勢力争い。結構楽しめます。



ところで、この中で一番扱いやすいのがヒメオドリコソウ。これは、外来種だそうで、その昔はこの地にも生えていなかったそうです。
オドリコソウは在来種。やや背が伸びるので場合によってはちょっと困り者。しかし、これ、食べられるんです。
おひたしでも、汁の具でもOK。香りがあり山菜のようです。
実はこの草、東京都では絶滅危惧種だそうです。確かに東京ではもちろん、愛知でも見たことありません。そう思うと、それを食べるなんて・・・。
今年なぜか目に付くカキドオシ。実はこの草、別名カントリソウ(疳取草)ともいうそうで、子供の疳の薬となったり、最近では糖尿病の薬にもなるようです。
しかし薬としての効用もさることながら、この草、いい香りがするんです。(まさ)には少々きつすぎる所もありますが、ハーブティーにしても楽しめそうな。さっそく、干してみます。

思わぬ草も生えていました。コリアンダーとニンニク。オドリコソウの茂みの中にはえていて今まで気がつきませんでした。
コリアンダーは、最初の年にこのあたりで作ったことがありますが、昨年は気がつきませんでした。一説によると(?)コリアンダーは多年草だといいますが、いままで、この様に生えてきたことは一度もなく疑っていましたが、鬼無里のある土地では雑草化(?)しているところもあり、よく分らなかったのですが、やっぱりそうだったということでしょう。このど根性コリアンダー。数株あります。増やしていこう。
ところでニンニクは。一度も蒔いたこともないところからなので???。おそらく、台所の野菜くずを畑にまいたときに、わずかなニンニクの芽から根づき、成長に至ったのでは。と思われます。これもなかなかど根性。収穫が楽しみです。


(コリアンダーて南の地の植物だと思ってました)



(小豆を蒔いた畑)


PS
コリアンダーは二年草だそうです。でも、作ったのは一昨年・・・?