March 21, 2010

盛りだくさんの天気でした


今日は春分の日。春分の日といえば暦の上でも、歳時記でも、気象上でも一つの区切りの日です。
昼夜の長さが一緒になる日。これから日のでている時間の方が長くなるのだと思うとナンとも嬉しいもの。
彼岸の中日で、お墓参りの日。そして、「暑さ寒さも彼岸まで」の日。ですが、これは鬼無里の場合しっくりしません。墓はまだ雪に閉ざされている年もあることから、例年遅れて行ないます。「暑さ寒さ・・」もずいぶん春めいたと言えども、ストーブや炬燵を片づけられなければ真に寒くなくなったとは言い難いか。
とはいえ、一年の区切りの日の一つには変わりありません。
そんな日にふさわしいのか・・・変な天気でした。

明け方3時過ぎ、地鳴りのような音で目を覚ましました。ドコゾで雪崩???目ぼけた頭で考えていると、それは春雷でした。まもなく雨が激しく降ってきました。
そこでふと車の窓が明けっぱなしだったのを思い出しました。昨日あまりに暖かく窓全開で乗ってそのままでした。慌てて起きてどしゃ降りの中窓を閉め一段落。
夜が明けるちょっと前あたりから雨や雷も収まってくると今度は風が。それも結構強く吹いています。
鬼無里は一年を通じて風の弱いところですが、春はチョイと風が吹くことがあります。昔は春の風で土蔵の屋根が吹き飛んだと言うこともたまにあったそうです。
外がだいぶ明るくなってこれもしだいしだいに収まってくると、外は穏やかな曇り。
ところが予報では午後から雪の予報。気温は暖かいのですが、これからどんどん下がるらしい。
と、気がつくと今度は晴れ間が。
もつかの間、午後近くなると雨が降りだし、雪に変わり・・・。

雷→風→雨→曇り→晴→雪 おまけに黄砂。

季節の変わり目にふさわしい(?)、目まぐるしく変わる忙しい天気でした。