April 10, 2010

毎日のことだから


犬を飼う。割と気軽に考えていましたけど思ったよりある意味大変。
(まさ)はこれまで、犬を飼ったことは一度だけありました。
名前は「クロ」。
ひょんなことから飼うことになった元は野良犬です。
おとなしいクロは、めったに吠えず何も芸は出来ませんでしたが、人に迷惑をかける心配がなく、飼ってはいても野放し状態。勝手に散歩に行っては帰ってきていました。
飼われている野犬状態です。
なので、あまり世話をしたこともなかったのです。
ところがイデアさんは完全な飼い犬。それも預かり犬。毎日の散歩は欠かせません。朝晩せっせと散歩に行きます。
子供の保育園の送り迎えのように絶対です。
保育園のそれが無くなった後だから、そんなものだと思えば苦になるものだとは思いませんが。
でもあまり飼う前はそんな苦労(?)考えてもなかったんだけどね。

きょう、いつものように(と言っても2,3回目)山道を散歩していると鹿の角が落ちていました。
一緒に行っていた子供は大喜び。イデアはあたりのにおいをクンクン嗅ぎ回っています。
残雪に足跡もくっきり残っていました。
イデアは、こういうところにくるとがぜん野性の血が目覚めるようで、目つきや動きが違います。
角の取れた面を見てみるとまだピンク色がかっていました。どうやら、今朝のうちに取れてまだ間が無いようで、近くに気配があったのでしょう。(まさ)には全く感じません。
同じように(?)暮らしていて野性の感覚が残っている犬が何だかうらやましく感じました。


(立派な角です)


毎年近所の誰かは拾っているようです。
でも、作物の被害もあるし、近くでは拾いたくないのだけどね。