May 09, 2010

きなさのごはん


今日、「きなさのごはん」と言うイベントを行いました。
主催はNPO法人(申請中)「まめってぇ鬼無里」。

鬼無里で採れる旬の食材を中心に、
この時にあるものだけを使う健全な料理を皆で食べてみようというもの。

都会では、一年中トマトやキュウリなど当たり前に売っていて、当たり前に食べている方々がほとんどだと思いますが、
そんなものにも露地で作れば当然旬と言うものがあって、旬のものはその時期に食べて当たり前。
それが健全な食生活というものであり、それを曲げてわがままを言うと余計なエネルギーを使ってそれらを作ることになり、体にも環境にも負荷がかかるというものです。
じつはこれは都会だけに関わらず、こんな田舎にいてもお店にはトマトはいつも並んでいるのです。

ここでちょっと考「食」と「農」えてほしい・・・そんなイベントをやりたいということでこれが企画されました。
会場は北アルプスがよく見える築160年の古民家。

山菜野草を採りにに行ったり、事前に用意したリサイクルマーケットをひやかしたりとしているうちにいよいよ昼食。
囲炉裏を囲んでやや煙い部屋で、並んだ数々の料理をバイキング型式でいただきます。このメニューは子供でも楽しんでもらえるよう様々な工夫を凝らしてあります。
調味料に至まで、添加物の無い手づくりのモノにこだわりました。

山菜といえば天ぷらは代表的な調理法ですが、これは絶対にやらないようにしました。なぜなら、山菜の味や香りがかなり損なわれてしまうからです。出来るだけ油や動物性たんぱくに頼らない現代のきなさごはん、ほとんどたいらげてしまいました。
囲炉裏のかまどで皆の目の前で炊くごはんも大人気。皆お代わりしてくれました。

 


食後は食育のおはなし。
栄養士が普段語れない(?)真実を本音で語ってくれました。

この場に居合わせた人々が、これを機に「食」や「農」にさらなる興味を持ってくれて、真剣に考えてくれるきっかけになればうれしいです。

信濃毎日新聞の記事

でたー


でました! よかった。 稲の芽が。
じつは、蒔く前に水に浸すこと累計100度ということで、陽の元にさらした時(非常に暑い日もあって チョイと発酵臭も感じられて 不安の元だったのです)、ひょっとして40度以上まで上がってしまった可能性があったので、もうダメだと半分以上諦めていたのです。
3日に蒔いて今ですから一週間近くかかったということになります。
毎日朝晩温度計を見てはビニールを開けたり閉じたり水をあげたり、それはそれはソノマノのズクなし農法の中において、最上級の扱いをしているのだからもっともっと早くグングンと芽が出ると思っていたものですから。
スローテンポぶりにヤキモキさせられました。
これで一段落。
田植えが楽しみです。でも気を抜かないように。今週半ばは冷え込むようですし。

鬼無里ではそろそろ田植えシーズン突入です。



(まだ5ミリほどの大きさです)