June 08, 2010

窯石発掘開始


石釜の石の発掘を始めました。
そのいきさつは・・・?
http://blog.sonomano.jp/index.php?blogid=5263&archive=2010-3-18

これがやっと進展しました。
まずは重い石を大量に運ぶ予定なので、出来るだけ近くまで車が入れる様に草だらけの農道をしっかり草刈り。年季のはいったススキもあり、低木も生え始めていました。雪のころとは大違い。
大汗かいて、30メートルほど刈って、やっと車で近くまで入る事が出来ました。
そしてさらにハバ(崖)を6、7メートルほど登るとそれはあります。


(これでは何だかさっぱり分かりません)



(くぼみの後に穴がありました これは煙道
中は石で組まれていて炭焼窯の証)


30年以上前の「遺跡」なので完全に崩れています。
おそらく石の上にはベト(土)が厚くかぶさり、掘っても石はなかなか出てきません。
畑を耕しているとよく大きな石に当たることがあります。
こんな時は作業の手間が増え、気が滅入ります。
しかしこの時ばかりは、スコップが抵抗なく土に刺さると「まだ・・・?」とばかりに気が滅入ります。たまにあたったと思えば小さな石か、太い木の根っ子。
世の中うまく行きません。

午後から作業を始めて、もう5時になろうかというころ、
今までにない大きなヒット。しっかりした手応えを感じました。と、その衝撃でスコップに大きなヒビが・・・。


(これではもう掘ることは出来ません
なんだかんだと1メートルほど深く掘りました)


トラブルと時間切れでこの日はおしまい。
ま、しっかり手応えを感じた後だったのでこれでよし。
次回はツルハシ持ってこよう。