October 10, 2008

これもうづくり

早朝14℃。昨日は晴れて気持ちのいい一日でした。

一昨日に続き、昨日は壁板の仕上しました。
予定通りディスクグラインダーを使い、削りに削りました。
これをかけると表面がうづくリ風になり凸凹になります。
うずくりは桐や杉の針葉樹の、夏目(木目の白っぽい部分)を削って、冬目(木目の濃い線の部分)を浮き上がらせる加工のこと。
これを意図した訳ではないのですが、成り行きで労せず(?)こうなってしまいました。色目や肌触りは全然違います。写真では分かりにくいのですが。

 
(加工前 イガイガ)  →  (加工後 テコテコ?)

(本来はこういう道具でしこしこ加工します)


まわりでは、桜の葉ははキレイに色付いています。裏のモミジは去年は元気なくあまりキレイではありませんでしたが、この夏、桑の実採りの際、ついでにからんでいた蔦を全部取り除いてあげたら元気になったのか、今年はきれいに紅葉してきました。


(今朝のモミジ)



October 09, 2008

かきにかいたり

早朝16℃。昨日は晴。このところ暖かく石油ストーブも使っていない。

今週は、パン小屋かかりっきりです。
床は以前用意した杉1寸厚の板をほぼ張り終えました。
天井には新たに用意した、桐の羽目板を張り終えました。
今度は、壁です。
壁には、外壁と同じ野地板という四分(12mm)厚の荒材を用意し、乾燥させていました。これを、床と同様「相欠き」で合わせていきます。ソノマノの工具ではどうしても一回で欠き切れず、縦横2回、一枚につき4回鋸を入れなければなりません。それも90枚!
まず、丸鋸をひっくり返し、簡易昇降盤を作りました。
1発で欠き切れないかという試行錯誤と調整を含めこれで午前中終了。
午後からは欠きに欠いたリ96枚。やりました。わき目も振らず丸鋸をうならせ続けました。
今度は表面の仕上です。当初鉋(電動自動鉋)をかけるつもりでしたが、風合いがキレイ過ぎてどうもシックリ来ません。
天井なんかツルツルしていかにも天井なので(保健衛生上なくてはならないのだそうで)、何とか「山の作業小屋」らしくしたいと思い、荒材のケバだけとることに。
様はヤスリをかければよいのですが、これだけの枚数です。手では・・・。電動も無いし。手持ちの工具でなんとこならないかを思っていると、ありました。屋根の塗装で錆落としに大活躍したソレ。ディスクグラインダー。錆落とし用のワイヤーブラシをそのまま利用してみると、手触りも風合いも悪くない。

今日はこれをかけまくるか!

 
(床の時よりキレイに出来ました)(これが簡易昇降盤)