November 15, 2008

たおこした

早朝3℃。おそらく晴れ。
昨日は早朝2℃。冷え込みも霜もこの冬1番でしたが、日中は暖かな小春日和でした。

一昨日、ソノマノの田んぼに行きました。
来年作る田んぼの田起こしが終わっていなかったのですが、この日とうとう終わりました。
小さな田んぼですが、機械を使わず手で耕すのは思った以上に大変でした。
一年空いただけの田んぼですが、見た目以上に草の根が張りそれで大きく手間取りました。
この時期の田んぼはいろいろな状態にあります。刈ってそのまま何もしていないところ、稲藁などをタップリ撒いてあるところ、ソノマノの様に耕すところ。
手間無し出費無し農法を目指すソノマノとしては、本来耕す手間はかけたくないのですが、前述のように一年空いた田んぼゆえ、今耕しておけば草の根や種が冬の寒さで凍みて枯れる為、来年の草取りの手間が軽減するとのこと。さすが先人の知恵。こういう助言には素直に従います。で、鋤やスコップで耕すこと延べ四日(といっても一回2、3時間程度ですが)。この田んぼの持主のベテラン(ま)さんに言わせると半日仕事だそうな。・・・・まだまだですな。


(冬前作業の終わったソノマノの田)


(最後に以前に刈ってためておいた周りの草を撒いて)


(田んぼから見える北アルプス
 こう見ると標高の高さがよくわかります 950m
 その昔こんな高いところではお米は出来ませんでした
 品種改良によって可能になったのですが
 このところの温暖化の影響か
 鬼無里でも
 コシヒカリを作る農家も増えてきたそうです)


ここの田んぼを借りているというと、たいていの人が「もっと良いところがあるのに」というようなことを言ってくれます。しかし経験の無い我々が好き勝手にやるにはあまり多くの人目に触れず、水も最上流のこのような田んぼが理想的です。慣れて自分達の作りに自信が出てきたら、もう少し大きな田んぼもやろうと今からもくろんでいます。

おぉ! [more...]

November 02, 2008

畑は今

今日は暖かい一日でした。14℃。晴。

霜も降りるようになり畑もそろそろ冬支度。
先週、キクイモはすっかり収穫。
ジャンボ落花生も何とか収穫出来ました。

(5株ほどしかなかったのでこんなもんですが 来年はこれを元に)

(千葉産のそれと比べると ジャンボ!)


ミニトマトは、もう赤くは色付かないので、青いまま収穫。ピクルスやみそ汁にも入れて。
ネズミダイコンもそろそろ収穫時期。信州大根は蒔き時期が遅かったためまだ収穫出来ません。近所の方の話では、大根は霜2回まで、それを過ぎると凍みるよとのこと。どうしよう。
あんなに気をもんだ大豆はというと、なかなかの出来栄えに。秕(しいな)もありますが結構な収穫が見込めそう。でもまだ青いところが多くいつ収穫出来るのか。青いまま凍みたりしないのか。疑問。
 
(出来栄えだけは、近所の農家から太鼓判を押されました)


野沢菜。近所の畑からは収穫を終えて姿が無くなりましたが、ソノマノではまたしても蒔き時期が遅かったため、まだまだ。種を山ほどもらったので、鯉にエサをやるように蒔いたらこの有り様。毎日間引き菜を採ってもまだまだあります。これはこれでサラダでもいただけて旨い。
 
(こんな状態 野沢菜はカイワレ状態からどの状態で食べてもよし)(毎日これくらい)


柿。ソノマノにもパン小屋の裏に柿の木がありますが、それでもなぜか柿をよくもらいます。ソノマノの柿もそうですが、渋柿が多いのでよく熟すまで木に残すか、干し柿に。
 
(葉もすっかり落ち そろそろ採って干し柿にしようかな 鳥に食べられる前に)


雪が積もるまでなんだかんだと収穫は続くようです。
冬を越す作物も中にはあり、麦(ライ麦、小麦)もそうですが、玉ねぎはきちんと苗から育てて定植しました。来夏が楽しみです。