February 14, 2009

すべて雪の映画祭(冬の夜のイベント2)

早朝5℃。雨。
この時期にまたまた雨。それも激しく降りました。

昨日夕方から斑尾高原へ行ってきました。
以前新聞記事で見つけた雪のスクリーンの映画祭が行われています。
実態が良く分からないところが多かったのだけど、興味津々。
何はともあれ行ってみることに。
鬼無里から斑尾高原までは戸隠、野尻湖を通って約1時間半。
付いたときは開演1時間前。予定ではアイスバーなど開店してる予定です。
ところが、会場は最後の設営の真っ最中。除雪機や小形ブルがあちこち走り回ってます。
係の人たちがそれぞれ忙しそうに担当の準備仕事をこなしているようです。
まだ明るい中そんな様子を眺めつつ、会場を確認してみました。
奥の雪の囲いの中にありました。スノーシアター。
思ったより大きく立派です。
これだけのもの、ボランティア達の力で良く作ったと思います。
スクリーンは思ったより繊細で緻密に作られています。
いよいよ開演。


(会場風景 右で手入れをしているのがスクリーン)


まだ薄明るい中、まず、この映画祭を企画された方の話を聞くことが出来ました。
フィンランドを含み北欧では、このようなスノーシアターによる映画祭はよく行われているそうで、
日の登らない冬の楽しみのひとつになっているそうです。
風で周りの木立がざわめいています。
ほどよい薄暗さのなか、雪のスクリーンに映像がくっきりと浮かび上がりました。
日本のプチアニメーション。素朴かつ斬新な映画は雪のスクリーンに見事に映えます。
時間を追うごとに暗さは深くなり、雪のクリーンにのめり込んでいきます。
・・・・プログラム終了。お見事!


(雪のスクリーンに素朴なアニメはよく合います)




映画祭初日の初回だけあってよくインタビューをうけました。
今年の暖冬は、この日も例外でなく日が沈む頃も氷点下にならず、その上強い南風が吹き荒れています。
こんな悪条件の中よくここまでやってくれました。
例年のように冬らしい厳寒の中、もっと多くの方々とこの映画祭を楽しめたら・・・そう思います。
今日、明日、雨にもめげず盛況であることを。

http://www.snowcollective.com/200902-miyukino


(インディアンのティピに似たコタの天井 中は暑いくらい
フィンランドの青年がヤカンで作る大胆なフィンランドコーヒー
はバリコーヒーのような)




いずれこんなことが鬼無里でも出来たらな。

時事通信ニュース ここの「男性」は(まさ)ですがちょっと言ってる内容が変わってる気がするけど・・・まっいいか。




February 12, 2009

灯明まつり(冬の夜のイベント1)

今週火曜日、善光寺の「灯明まつり」に行ってきました。
これは長野オリンピックの開催を記念し、2004年から装いを新たに始まった祭りです。
善光寺のライトアップをはじめ、「ゆめ明かり絵画展」など善光寺周辺が大小様々な明かりで演出されます。


(ゆめ明かり絵画展)


冬の寒い時期ではありますが、今年は暖かい冬。雪もなく良い天気の中見に行きました。
さすがに人手もい多く賑やかな夜の善光寺参道。
早速「ゆめ明かり絵画展」。写真のような灯明がずらっと並んでいます。それぞれに公募されて選ばれた図柄がずらっと何十点も並んでいます。
それぞれユニークで選ばれた影絵が、冬の善光寺参道を賑やかに演出しています。
なかなか個性的で面白い図柄がいっぱいあり来年は応募してみようかな。

  
  
(中にはこれいいの?なんてものも)


参道の甘酒やそば饅頭に誘惑されながら行くといよいよ善光寺のライトアップ。
演出はもちろん(?)石井幹子。こんなところでも大活躍。
オリンピックにちなんで五色のライトアップ。
このときだけだからいいのだけど、青や紫のライトアップはさすがにちょっと・・・。

 
(紫の山門・・・)   (迫力あります)


(本堂はこの色のみ)


暖かいとはいえ、ずっと外にいると結構寒い。
そんな中で飲む甘酒、暖まります。

February 06, 2009

木の手入れ

本日朝-1℃。久しぶりの雪。

ソノマノの裏手に杉の木やイチイの木が植わっています。
これがだいぶ伸びてきてそろそろ手入れをしなくてはならないころになっていました。
手入れとは、伸びすぎた枝を払ったり、上に延びすぎないように幹の上の方を切ったりします。
棟梁の好意のよりこれをやるとになりました。
脚立で届く範囲の枝を払う位なら何の問題もありませんが、木に登って上の方の幹を切り払うのはちょいと二の足を踏んでいましたので、渡りに船で早速(まさ)と二人で取りかかりました。
さすが棟梁、準備万端。あれやこれやと必要な道具を持ってきてくれました。


(切る前)


まずは倒れてはいけないほうに倒れないよう、図のようにワイヤをかけ強く引きます。そしてその下の部分で切ります。


(このような状況)


理屈は簡単ですが、やれば結構大変です。
3本のうち2本は棟梁が切り、残り一本を(まさ)が切りました。
慣れないせいか想像以上の重労働。
切り位置で両手を放しチェンソーを握るのはちょっと勇気がいりました。
田舎ではこんなことも当たり前にやらなくてはなりません。
棟梁に感謝。

 
(切った後)



(切り口 写真撮るのも決死の覚悟)


ちなみになぜここに木が植えられているのかというと、斜面が崩れないようになのだそうです。その上には家が建ってっていますからね。
ではなぜ高くしてはいけないのかというと、落ち葉などが家の屋根を傷めるのと、日当たりや、高く伸びすぎたとき万が一強風などで倒れないようにだそうです。