October 26, 2009

おごるな民主党

25日長野市長選挙がありました。
現職が立候補表明し、国政で勢いに乗る民主党も候補者擁立を画策し候補者を一般公募?までしたのですが。
現職はセメント一族。よって、「作り物」が大好きで建築的に趣のある市民会館を老朽化に伴い建て直しするとし、隣にある市庁舎を同様建て直すといいます。
また、チョイと話題の浅川ダムなどその手の話題はつきません。
一方対立候補を擁立する民主としては国政と同じく無駄を省くということで選挙に望むことになり、その事自体ソノマノにとって好ましい思うことではありますが。
それとは別に早くからもう一人立候補者がおり、聞くところによると、かの田中康夫前長野県知事を実現した市民会派が擁立したといいます。

田中康夫前知事の方針は作り物に関しては、今の民主党の方針と多くが合致しているように思えます。その政策のはしりと言える前知事を支えた市民グループの擁立候補となれば当然民主党の擁立候補とも政策的に似たところもでてきます。
民主党も擁立に際して「市民グループの擁立候補」を支援する事も画策したようですが、最終的にお互いに折り合いがつかず物別れに終わりました。民主党はマニフェストの完全順守を望んだのに対しそれを拒まれたからだと聞いております。
そこで引き下がればよかったのですが、なんと公募した多くの中から?、同日行われる補欠議員選挙の立候補予定者を立ててしまいました。正直どういう方かはよく分かりません。
これがどういう結果をもたらすか・・・。

25日に行われた参院補欠選挙では民主全勝とうたわれていますが、各地首長選挙では負けています。長野も同様大差で負けました。よほど投票率が上がらない限りこういう結果になることは分かっています。今回の民主党に限っては可能性は無かったのです。なのに、なぜ・・・。(現職にあいそをつかしている まさ)

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緊張しました

早朝10℃。温かい。雨が降っています。
先週、いろいろな事が有り過ぎました。

二棟続きの土蔵のうち、手付かずの農具保管庫と化していた奥の土蔵の収蔵品?の整理から始った先週、旅一家の再度訪問。「おでやれ鬼無里ブナの森・奥裾花地域山岳振興フォーラム」の余興としての神楽囃子の披露に向けての練習と本番。新たなデザインの依頼など。。。
昨日は、PTAの活動の後、「信州麻プロジェクト協議会」の活動のひとつ、「大いなる信州麻展」の撤収。
くたくたです。
ブログを書く間も無く、その間にも山々の色づきが日々深まってきます。

今や色鮮やかな霊峰?虫倉山の麓にあるソノマノの集落は、鬼無里でも最も高いところに有る虫倉神社の祭礼を行います。この時奉納される獅子の舞いと神楽囃子を行うのが「鳴り役」と称する若者?たち。当然若い?(まさ)もやるじゃないかと言うことで練習に誘われておりました。
通年春の祭典にあわせ2月ごろから練習に入りますが、今年は、我が上平班が、先に書いた「おでやれ・・・ぶな・・・山岳・・・」のシンポジウムの会場で御披露するという名誉に授かり、夏から練習に入っておりました。その成果がいよいよ24日(土)に発表されたのです。
当然、それに通じた技能の要求される事ゆえ、笛や太鼓の右も左もわからぬ(まさ)は見習いということで、今後のために多くの練習に参加しては聞き耳を立て、目と耳を肥やすことに専念してきました。が、本番直前、いよいよ最終仕上の、後1日練習日を残す時になって、おめぇ獅子のホロ持ちやってくれねぇかとのお声。

えぇっ???

とにかく人前で演ずることを大の苦手とする(まさ)にとって獅子を行う事は全くの想定外。
獅子は2人で演じますが、前で獅子の面を操るものの技量に比べて後でホロを持って演ずるものの動きはそれまで全く見えていませんでしたが、それほど難しいものではないだろうと思いイザやってみると・・・難しい!
まず、ほとんのど間両手をあげてホロを持ち立っていますが、それ以外にもホロを畳んだり広げたり、ヌサなどを渡したり受け取ったり、そのタイミングと手際よさが悪いとすべての進行を狂わせてしまい・・・結構責任重大です。
うまく行きません。練習最終日も・・・うまく出来ませんでした。が、だいぶコツ?が掴めたような。そして当日。本番前のリハーサル。やっぱり思うようにうまく出来ず・・・大丈夫か?!
獅子や囃子がないと練習が出来ず、自主練もままならない状態での本番。どうなる。

結果として、想定外の会場レイアウトと言うアクシデントにもめげず出来ました!!!たぶん。
といっても、完璧なものでは有りません。ただ、自分で出来得る最高の出来ではなかったでしょうか。気が付くだけでささいな?ミスはいくつか有りましたが。
とにかく獅子が大きく見えるように、元気に演ずることを心がけました。
大きな拍手に、鳴り方一同成功の確信を得て、みな意気揚々とその後の打ち上げに臨んだのでした。
普段は祭りといえど、ほとんど地域の方々しかいない中での神楽囃子。二百人を越える見知らぬ観客とホールでの演奏。歴史的希有な出来事に参加出来たことに感謝。そして、この大抜擢を承認してくれた鳴り役や地域の皆さまありがとうございました。


(裏の紅葉 見頃です)