November 27, 2014

地震その後 11/7(2)

ソノマノはの虫倉山山麓にありますが、虫倉山には古くから修験者が集って(?)いたようです。(今はいませんが)
そんな経緯からかこの山には「虫倉神社」が地域ごとに七社もあります。
そのなかの一つが我が地域にありますが、これがまた希有な立地で、よくもいまぁ!という山の上にあります。(くわしくはここ)
集落から山を登って小一時間くらいのところにあるが、これでも里宮でさらに山奥に奥社がある。
お祭りは、この里宮まで登って行うのだが、最近は軽トラックの便乗して登ります。
こんなお宮がこの地震で崩壊!
やりきれません。地区で一生懸命維持してきた社屋が一瞬にして・・・

今後、これをどうするか、年寄りの多い四十数軒の氏子だけでこれを再建は難しいのが現状。
幸い、本殿だけは奇跡的に無傷でしたので、これをさらに里に引き下ろすという事を検討するとなりました。

こんな立地の立派なお宮がソコに無くなるのはとても寂しいのですが、、、残念です。

地震その後 11/27

とにかく土壁のほとんどにそれなりの被害がありました。
ほとんどが表の漆喰が剥がれるだけでしたが、お勝手の食器棚の置いてあった裏の壁は違いました。
どうせ剥がれているのだろうからと、食器棚をどけてみると、ドサッ。
あわれ、壁がぱっくり剥がれ、外が見えます。



驚きましたが、よく見ると他の壁と構造が何か違います。
木で障子のような格子ができています。
そうです。ここはかつて窓だったようです。
そこに無理矢理土を盛って壁にしていたため、もろく簡単に崩れてしまったと考えられます。
おもしろいですねー。こういう発見たまりません!
折角だから窓として復活も考えましたが、ここには、この場所用にとだいぶ前から用意してあった、長野市街の廃校となった小学校の調理室で使っていた棚を置くので、隠れてしまうため塞ぐことに。
断熱材と板で塞ぎ、念願の食器棚の取り替えができました。
いつかやらなければと思い続け数ヶ月、地震のおかげです。
こんな調子で、おおそうじも兼ねながらの作業はつづきます。