June 05, 2010

虫倉山探訪(1)


ソノマノは鬼無里の虫倉山のふもとにあります。
虫倉山は長野市街を望む所から始まる連山の終り。
古くから修験者の集まる山として有名だったそうです。
その虫倉山にあるのが虫倉神社。ソノマノのある地区の虫倉神社も含めて、この山の中には7つほどの虫倉神社があるそうです。その虫倉神社は里宮で、総本山ともいうべき虫倉神社は奥深い山の中の洞窟にひっそりとあるのだといいます。
その、山中の虫倉神社のあるところを「元穴(もとあな)」といい、かつて道がしっかりあったころは、大人の足でも片道2時間はかかったそうです。しかし近年、その山深さゆえか、あまり行かれる事が少なくなり、道も荒れはじめ、ところどころ通行不可能なところも出てきているようです。
この話しは、移住初年度から聞いておりまして、いつかは行ってみたいと常々考えておりましたところ、いよいよそれが実現のはこびとなったのでした。
きょう、6月5日午前8時過ぎ、有志とともに出発しました。

案内人はソノマノのすぐ上の家に住む(よ)さん。鬼無里の歴史や地理にはめっぽう詳しい生きる鬼無里百科事典の様な方。とにかくこの方がいなければとても行き着けないと思われます。
(よ)さんのケットラ(軽トラ)で巧みに参道を登って、里宮の近くで車を降りました。


(里山の虫倉神社入口にひっそりと立つ元穴への案内看板)


そこからは、ひと一人通るのがやっとという登山道です。登り初めてすぐ、不動明王像がでむかえてくれます。
道中にはかつて13の石仏が要素要所にあったそうですが、最近では8体までしか確認できなかったそうです。さて今回はどれだけ確認できることでしょう。


(これが不動明王像 じつは春の人足で倒れていたのを起こして設置し直しました)


つづく。

Posted by sonomano at 20:20:00 | from category: | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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