February 05, 2011

オムツ考


ソノマノ家族に赤ん坊が加わって早一ヶ月。
普段の生活もいっそう?あわだたしくなりました。
泣いたらたいていオッパイかオシメ。
寝ているとき以外何かと手がかかります。
オッパイについてはともかく、今回はオムツについて。


(使用済み布オムツ 一日20枚位
今日は溢れんばかり)


ソノマノ生活ではオムツはやっぱり布オムツ。
近所のおばあちゃん達に言わせれば「そんな古風な・・・」オムツですが、悪いことって・・・ないんです。

赤ちゃんも出れば気持ち悪いから泣いて知らせます。だからそこで大人は気がつき、スキンシップをとりながら接するわけです。これは重要なコミュにケーションではありませんか。
それだけではありません。こまめに取り換える事になるし、いつまでも湿っている布の性質上か、お尻が荒れません。紙おむつでは必需のお尻拭きもめったに使うことがありません。
よって、いたって経済的。
その上、使い捨てではありませんので環境上もグー!
え、洗濯すれば水も使うし洗剤だって・・・といわれそうですが、その都度エネルギーを使って生産し運ばなければならないエネルギーと資源を考えれば何て事はありません。
汚れたオムツは一日溜めた後、お風呂の残り湯でまずジョブジャブ洗います。その後石鹸に漬け置き、漂白剤なんか使いません。そして、翌朝洗濯機で洗うだけ。他の洗濯物と合わせられれば回数も増えません。
幸いな事(?)ここは、山の湧き水。必要な水はジャブジャブ使えます。エネルギーは使いません。
洗濯は確かに手間ですが、それを除けばほんといいことずくめです。

お風呂でオムツを洗っていて気がついたこと。
うんちが臭くない! それどころか、チョット良い匂い♪(ホントなんです)。
この頃だからそうだとも思っていますが、最近になって少しづつお出かけすることが出てきました。そういうときは利便性重視で紙おむつを使うのですが、その時のうんちの臭いと明らかに違います。なんで???
思い出しました、使用済み紙オムツがたんまり溜まった時の臭いといったら・・・・耐えられません。特に夏場は。

とにかく古風なオムツかもしれませんが、布オムツ、いいです。


こんなサイト見つけました。同じようなことをもっと詳しく論理的に書いています。
レンタル布オムツという選択肢もあるんですねー。
http://www.nic-ing.co.jp/index.html
『オムツコラム』

(以下抜粋)

■■ベビー用布おむつ■■
赤ちゃんは、本当はおむつもつけず裸のままが一番なのです。
ただ、オシッコやウンチは当然するので大人の都合でおむつをつけているのです。
赤ちゃんに快適なおむつとは?

・肌触りがよい

・オシッコやウンチをしたあとの気持ち悪い感じを
 早く取り除いてもらえる
TVで紙おむつの宣伝を見かけますが、いかにお母さんを楽にさせるかとも捉えることができます。 確かにお母さんにとっては手軽な紙おむつかもしれません。 しかし、子どもにおむつが必要なのは1、2年の間だけです。しかも、大切なお子様の ために赤ちゃん本位のおむつを使いたいものです。 赤ちゃんが気持ちよく感じ、お母さんから大切にされていると感じるような おむつです。 「出たね」「・・ちゃん元気」という、母と子のスキンシップがなされます。 ところが紙おむつの場合は吸収が良い分、赤ちゃん自身が気持ち悪さが分からないので泣くことはないでしょう。おむつ交換の回数が3分の1に減り、お母さんからの語りかけも同時に減ることになります。
赤ちゃんが泣いたり、笑ったり、喃語をしゃべったりするのは、赤ちゃんからお母さんへのサインです。 泣くときは自分の欲求を満たして欲しいとき、笑ったり喃語を発するのは相手をして欲しいときなんです。 親子関係が築けないだけでなく、赤ちゃん自身の感情も育ちにくく、言葉も少なく無表情になります。これがサイレントベビーと呼ばれ、最近特に多くなっています。 サイレントベビーは幼児期だけの問題だけに留まらず、情緒が未成熟のままで他人とのコミュニケーションがとれない子供に育ってしまいます。例えば幼稚園に行ったときに集団と調和できないとか、登校拒否の方向へ行きかねないとか、成長して大人になってからも、自己中心的で現実と幻想の区別が付かなくなるいうように、大きな影響を及ぼしかねます。




■■布おむつ VS 紙おむつ■■
子育てに布おむつを使うのと紙おむつを使うのとでは
費用(おむつ、その処理費)と環境負荷にどれほどの差ができるか?

前提 1日平均10回で2年間おむつを取替えるとした。

■原材料コスト
・布おむつ
1枚200円×40枚=8,000円
おむつカバー
2,000円×15枚=3,000円
おむつライナー
5円×7,300円=36,500円
洗剤 7,300円
水代 150リットル×7,300枚×1回/20枚
=55立方m
140円/立方m×55立方m=7,.700円
合計 89,000円

・紙おむつ
40/1枚×7,300枚=292,000円

●紙おむつの方が3.3倍コスト高。



■処理コスト
・布おむつ
下水道料
70円/立方m×55立方m=3,850円

・紙おむつ
ゴミ処理費
168g/1枚×7,300枚=1.23t
1.23÷0.3=4.1立方m
4.1×10.500円/立方m=43,300円

●紙おむつが11倍コスト高。
●家庭ゴミ中の紙おむつの実測値の平均値である。



■環境負荷:BODで比較
・布おむつ
生活排水の平均BODは200ppm
BOD負荷
55立方m×200mg/リットル=11kg

・紙おむつ
紙おむつの大人用、子供用荷重平均すると、製品1枚59gである。
紙おむつの成分は紙66%、プラスチック34%であるから、紙は38.9g、プラスチックは20.1gとなる。
38.9g×7,300枚=284kg
284kg×0.35リットル/g×500mg/リットル=49.7kg

●紙おむつの方がBOD負荷だけで約4.5倍大きい。
 プラスチックも147kgゴミとして発生する。
●BOD:水の有機物による汚れを表す指標。


●●結論 布おむつの方が紙おむつより環境にやさしい。●●

Posted by sonomano at 23:02:00 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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