May 31, 2012

豆まき(その一)


といっても節分ではありませんから「豆蒔き」ということです。


(草がすごい でもこれは意図してのこと)


この畑はライ麦を咋秋蒔いたところ。ところが、元田んぼなので水はけが悪く、思うように育たず今年はライ麦を断念。昨年の収穫も期待の半分以下と成績の悪かった畑です。
半端に育ったライ麦も、草とともに全部刈り払い。無念!


この畑は県道沿いで比較的交通量の多い場所。目の前の細い道を時折観光バスからケットラまで車が通ります。そしてたまに、知り合いが通りかかると声をかけてくれます。
そういうときに限って、合って話したい人が通ってくれて便利な畑です。

草が刈り終わり、大豆を蒔く所のみクワで筋を付け、蒔いては軽く土をかけ、その上から刈った草をかけていきます。
9時頃から始めて、お昼に間に合わず、空腹に耐え黙々と作業していると、
「大変だね、乗トラでガーとやっちゃえば楽なのに。」とのありがたいお言葉・・・。
何年もこのやり方でやっていてもなかなか理解されません。
出来るだけ機械に頼らず、かつ、手間を抜いて楽チンな方法。今のところ豆はこれが一番だと思っています。
きちんと?作る人は、機械でガーと畑を起こし、隅っこに苗床を作りそこに豆を蒔き育苗します。何故そうするのかというと、苗の生長を早めるのと、上にネットをかけておけば「モヤシ状態」の芽を鳩に食べられないから。鳩対策は大切で、直播きで全滅という話はよく聞きます。
でも苗を作れば定植という作業が発生しもう一手間かかります。
なので、この方法。
刈った草を蒔いた上にかけておけばモヤシは見えません。見えた頃には立派な双葉。効率的で、経済的です。
後は収穫まで定期的な草刈りだけ。
大豆は味噌はもちろん、「まめパン」にも使う大切な作物。
しっかり作ります。


(これだけ見れば ただ草を刈っただけ
豆が蒔いてあるなんて誰も思いません)
Posted by sonomano at 20:58:00 | from category: | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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