June 04, 2012

「パン購入額 初めてコメを上回る」

こんなニュースがありました。
実に困ったことです・・・。
パン屋なんですけどねぇ・・・。


日本は、日本人は伝統的にお米を食らってきました。
そのために多くの田んぼが全国に広がり供給されてきました。
主食としての米の自給率はほぼ100%。
ところが、パンの材料の小麦は15%程度。
圧倒的に輸入に頼っている作物です。
国内の小麦の生産量は増えてきている気がしますがとても需要に追いつくものではありません。
このまま米の需要が減ればさらに米の生産が減ることになり、自給率は低下の一途を脱しません。
鬼無里においてもやめる田んぼはあっても、増える小麦畑はありません。
しかし、減反した田んぼを小麦で回しているという話はチョコチョコ聞くようになってきました。
応援します。国産小麦。
日本だから出来る、信州だから出来る、そんなパンを作っていきますよ。

今年は田んぼをやめました。時間がとれないからですが、食べるお米はその分他の農家から買うことになります。つまり、その分日本の農家の作る米の消費をでアップすることに貢献出来ますね。ほんのほんのわずかですが。
お米も応援します。
来年は自分でつくりたいけどね。



【NHKニュースweb】6月3日
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120603/t10015566661000.html

食生活の多様化でコメの消費量が減っていることなどを受けて、去年、1世帯当たりのパンを購入した金額が、コメを買った金額を初めて上回ったことが総務省の家計調査で分かりました。

それによりますと、去年1年間に1人暮らしを除く世帯がコメを買うために支払った額は、1世帯当たり2万7780円と、前の年に比べて1217円減りました。
一方、パンを購入した額は66円増えて2万8368円となり、パンを買った金額がコメを買った額を上回りました。
家計調査の1世帯当たりのコメの購入額は、比較が可能な昭和38年以降、一貫してパンの購入額より多い状況が続いていましたが、このところ減少傾向が続き、去年、初めてパンの購入額に逆転されました。
背景には、食生活の多様化などでコメの消費量が減っていることや、パンの原料となる小麦が世界的に値上がりしていることがあるとみられます。
また家庭でコメを炊かずに、コンビニエンスストアなどでおにぎりや弁当を買う機会が増えていることも要因の一つとみられます。
Posted by sonomano at 21:38:00 | from category: | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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