August 31, 2008

やっぱり東京

東京はこれでなくては。
東京も湾岸地域は多少風があったので、日陰にいれば差ほどでなくとも、いったん日向にでればその暑さと言えば・・・。
十分思い出しました。
ところで東京は空が広い。新幹線に乗っていても埼玉辺りから空が広がります。鬼無里のような山中では山の上を見上げなければ空はありませんから、普通に立って目の前に広がる空の存在や入道雲の迫力にしばし圧倒されました。

それにしても、このところの東京の雨は誰に聞いてもスゴイ!(らしい)。
今日も7時頃山手線に乗っていると新宿辺りから降りだし、ドアが開くと車内までしぶきが降り込んできました。唖然とするしかありません。これがこのところ毎日というのだから・・・。

東京は何から何までダイナミック!

で、鬼無里では稲の穂がたわわに実りもうすぐ収穫(稲刈り)のシーズンです。
今日の鬼無里は久しぶりの澄んだ青空だった様子。



(今朝の田んぼの様子)


湧きたつ山々

早朝18℃。曇り。昨日はずっとしとしと雨。

ここ数日雨続き。
秋雨といえばそれまでですが、小屋づくり、畑仕事などはかどらなく少々困りもの。
この時期は行事も多く、今日も山の虫倉神社の秋祭り。
春ほど盛大(?)では無いようですが、雨が心配です。
地域の重大なイベントですが、今回は残念ながら参加できません。

東京(関東)の商業イベント「秋のギフトショー」(有明ビッグサイト)のブースデザインの立ち上げのため東京へ出張です。(まさ)
長くお付き合いをさせていただいている会社のブースで、ある意味革新的で、かつクライアントの意向に沿う中で最大限、ソノマノの趣旨にあっているデザインになっています。
アメリカから取り寄せた無垢の重厚な古材で柱や梁、桁を日本伝統の工法(継ぎ手、仕口)で組み、それをベースにすることによりブースの重大なデザイン部分を何度も使い回すことが出来ます。規模の割に廃棄物の非常に少ないデザインであると自負しております。


(昨年の写真)



(2、3日前の小雨の朝、窓からの風景)


August 28, 2008

やきすぎました

早朝20℃。昨日曇り時々晴。

パン小屋、外壁の下見張り用の杉板を焼きました。
朝から、棟梁の作業場脇のドラム缶に火を入れ、あぶりにあぶって60枚。
だいぶ涼しくなってきたとはいえまだ8月。たき火が心地よい季節ではありません。
ましてはドラム缶から炎が立ち上るほどの火力が必要。熱射病ギリギリの作業を3時までやりました。
最初は要領を得ず、ムラになったり時間がかかったりしましたが、火力調節などがうまく出来ると実に早く、ムラななくキレイに出来るようになり、予想以上にはかどりました。
焼いた後はタワシで水洗い。乾かすとこんな感じになります。


(全部ではありません)


(モクモクと 後に立掛けてある板があーなります)



今、ミョウガが最盛期。大好きだけど食べ切れない。どうしよう。

(あまり知られていないようですが、ミョウガは地面から生えます
これはその先から花が咲いたところ
どうしてこんな目立たないところに咲くのだろう)


August 27, 2008

3色屋根

早朝19℃。昨日、日中は26℃くらい、曇り+薄日。

パン小屋の進行状況。
屋根のトタン張り終わりました。
最近の屋根のトタンは予め塗装が施してあり、突然色実見本を見せられ、迫られ、思案の結果、「クリーム」色としました。
なぜクリーム? ソノマノの舎(母屋)の南側は「黒」、北側は「濃鼠」(?)、それに続く下屋(小屋)が「クリーム」と3色展開。何ともチグハグな気がしますが以外にそうではありません。
なぜなら、全体の屋根を見渡せる場所がないからです。地形的にそうなのです。
特に北側(小屋側)の屋根は普通見ることが出来ません。ひとの畑に入り込まなくては見られないのです。ましてや勾配の少ない小屋の屋根は更に奥に行かなくては見えません。
で、はなぜクリーム? ひとつは母屋の2階北側の窓からの採光性を出来るだけ確保したいがために、白っぽい色で明るくしたかったのです。それと、パン小屋は温度管理が重要ということで、夏場に屋根からの熱を出来るだけ防ごうということでこうしました。(冬は雪がつもれば何色でもいっしょ)

実際、屋根が付いてみますとさほど違和感はありません。縁しか見えないので当たり前といえば当たり前。見た目、母屋とつながる下屋ですが、構造上は独立した小屋。本来違っても良いのです。外壁も土壁は難しいので、板張りとなり、母屋とイメージが違います。

外に張る板に焼きを入れることにしました。焼杉です。焼きを入れることにより耐久性が向上します。見た目にも「新品」よりは、ちょっと使い込まれたような雰囲気がでることでしょう。


(向かいの家の畑から)


(こんな状況)


August 26, 2008

電気よ、おまえもか!?


朝18℃。曇り。
昨日も、一昨日も雨。今日も雨。明日も雨。明後日も。

週末は色々ありました。
東京からお客さんが来てくれて、あいにくの天気にもかかわらず、楽く過ごしました。

土曜日には、「市民会議」という、市長を囲んで市政を聞き討論する(という)会がありました。
一年に一度あることだそうで、初めてのことなので出席してみました。
やはり、ほとんどは市側からの報告事項で、質問や意見を述べあう時間はほとんどない状態で、質問の中にも予め用意されていたものなどがあり、討論などすべくも無く時間切れ終了となり、実のないのが実感出来たのがせめてもの収穫という、誠に有意義な2時間でした。
その中で唯一気を吐いたのが(さ)さんで、お見事です。言ってくれました。田んぼでお世話になっている方です。
観光振興よりも即効性のある現実的な人口問題解決策が必要と訴えたのですが・・・。わかったのか、わからないのか。

電気屋さんが来ました。
ソノマノの舎は電気容量が現在20Aで契約されています。今後のことを考えるとこれでは不足することが明確です(冬は水道の凍結防止帯などで結構な電気を必要とするそうで)。いずれ市道を挟んだ倉にも電気を引きたいし。木工でも多少の電動工具は使うし、コンピューター起動中にブレーカーが落ちたら・・・大変です。
結論。わかってはいましたが、このままではやはり容量アップは無理。ちょっとした設備交換を伴う電気工事が必要とのこと。かかる費用を聞き・・・結構な金額・・・電気もか〜。溜息が出るばかり。
でもちょっとした方の抜け道を教えてくれました。倉まで同じ契約回路から電気を引く場合、「延長コード」として渡せば市道をまたげるとのこと。それも業者は関われないとのこと。
つまり自分で、コンセントにつないだ電線を、屋根から屋根へ渡して「工事」すればいいそうで。
大した工事じゃないし費用もかからず一石二鳥。何でも出来ることは自分でやるつもりでしたが、電線工事まで出来るとは。こればかりは電気屋さんでないと出来ないと思っていました。
で、パン小屋への配線も自分でやることにし、40Aへ容量アップのみお願いしました。

裏山の虫倉神社へ登る途中に小さな社があります。アキバさまといい火の神様を祀ってあるそうです。日曜日にその周りと、虫倉神社までの道の草刈り(人足)がありました。
ほとんどの方が草刈り機持参で参加してましたが、ソノマノでは持っていません。もちろん鎌です。鉈一丁腰にぶら下げ鎌2丁両手に持てばあんな機械にゃぁー負けてはいません。いざケットラ(軽トラ)に乗り込み出動。雨も上がり涼しい中、みなさんと長い道のりを3時間かけて行いました。
その後は、公民館でアキバさまの祭典という事で慰労会が粛々と(?)盛大に(?)催されました。

ぷは〜ぁ。久々に、このところ連日連夜酔っぱらってます。