February 23, 2011

大麻を求めて


NPO法人「まめってぇ鬼無里」のプロジェクト、『きなさごこち』の中で、かつて盛んに栽培されていた鬼無里の麻を復活し新たな産業にならないか模索することになりました。
で、本日栃木県鹿沼の麻栽培農家へ見学に行きました。





栃木では今でも麻が盛んに栽培されています。長野県では1軒の栽培農家もありません。
大麻は非常に多くの可能性を秘めている作物です。繊維から食物・エネルギーまで様々な利用の可能性があるのです。
ところが栽培できなければ何の利用も出来ません。
鹿沼の農家での話ではなかなか一筋縄では行かなそうです。でも、長野県知事が変わった今、可能性が少し出てきたようにも思えます。

ソノマノでは麻の実を使ったパンを作ってみたいとかねがね思っていました。鹿沼の農家ではパン屋さんもやっています。何とここには「麻のみパン」があったのです。
食べられるのを楽しみにしていましたが、当日、早々に売れきれてしまったそうです。残念!
このパン屋さんはなかなかの人気で結構遠くから自動車で買いに来るそうです。
天然酵母を使っていると言いますがいわゆる市販のソレで、ソノマノのパンとは全くタイプの違うもの。
以外だったのが、パンに使う麻の実がここの畑で採れたものではなかったということ。
つまり、栽培の条件が、「繊維の利用」のみとされているため種(実)の利用はご法度なんだそうです。
ではパンに使っている麻の実は?どうやら海外から来ているもののよう。

もし鬼無里で栽培できるようになったあかつきには絶対『実』の利用も出来るようにしなくては。
Posted by sonomano at 22:39:00 | from category: | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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