October 25, 2012

ついに念願の・・・給食


東京にいた時から、地元の「村」の学校の給食で自分たちのパンが出たりなんかしたらいいなぁーと思っていましたが、、、鬼無里はその時点で「村」ではなく「市」になっていました。市になればこれは無理と完全にあきらめていましたが・・・・。

鬼無里は市街と離れているため給食センターの給食ではなく小中学校共通の調理場で作られています。
ある日、その栄養士の先生より依頼がありました。
「ソノマノさんのパン、給食に出せませんか?」
土台無理だと思っていたことが・・・やっほーい!
「使ってもらえるんですか、夢のような話です。」・・・となり。
晴れて今日「ピタパン/ポークビーンズ/サラダ」のメニューで実現しました。
ピタパンはオーブンで焼けば失敗も少ないのですが、"焦げ"が上手くできません。
(やっぱり、焦げが無いと焼いたって感じと、焦げの香ばしい香りや味が・・・)
そこで、108枚ひとつひとつ手焼きする事に。

ホウロク(浅い鉄鍋)で両面焼いてから焼網であぶり膨らませますます。
朝3時。どんどん焼き始めます。納品は11時半。
余裕で終わったと思ったら、え、枚数がたらない?!急げッ!・・・・と、ギリギリ間に合いました。
実演もという事で給食の準備や食事中にもお替わり分を皆の目の前で焼いていきます。(鬼無里小学校では給食は「ランチルーム」で全校児童そろっていただきます)
ふだんあまりパンが進まない子も、お変わりをしに来てくれ、最後には一人一人「ありがとう!」と伝えに来てくれました。
鬼無里の子は純粋でいいですね。
お手紙までくれた子までいて。。。
ウキャッと心踊る一時でした。みんな、ありがとね。
(トコ)

(これは失敗した〈膨らまなかった〉ピタパン
お替りに応じ切れず、これも持っていけば良かったなぁと後悔
下の紙切れが「ありがとう!」のお手紙)
Posted by sonomano at 20:41:00 | from category: パン | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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